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2001年06月11日(月) 27:00

●社長に FAX を流した。

退職願

平成13年6月12日
株式会社◯◯◯◯◯◯
代表取締役 ◯◯ ◯殿

鈴木 泰裕

まず、このような形で辞意をお伝えする事について、深くお詫びを申しあげます。
直接お話しをすると決心が鈍ると思い、大変失礼ながら FAX させていただきます。

勤務して3日間、無我夢中で仕事をさせていただきましたが、この生活がずっと続き、更に数字を上げる努力をしなければならないという事は、肉体的にも精神的にも、耐える自信がありません。

そしてもう一つ、2日目を終えた夜、あまりの突然の激務に、今まで、私が決めた事に一度も口を挟んだ事のない妻が、「一刻も早く辞めた方がいい、なんて言っちゃだめ?」と半ば軽い口調で言った時、自分の家族を守れるかどうかがとても不安になりました。

このような状況で仕事を続けるのは、御社にとって非常に御迷惑がかかる事であり、また、こういった事は、早急に決断をしたほうがお互いの為だと思い、本日 6/12 をもって退職いたしたく、ここにお届け申しあげます。

誠に勝手なお願いである事は重々承知しております。
ですがどうか引き止めないでください。私の事は、その程度の男だったと思っていただいて結構です。

3日分の給与と交通費は、もちろん請求いたしません。
年金手帳と、雇用保険関係の書類を速やかにお送りいただければ幸いです。

御社に応募し、採用していただき、勤務にいたるまでの約1ヶ月間、◯◯社長には大変親身なご配慮をいただき、本当にありがとうございました。

株式会社◯◯◯◯◯◯は、私のような者には不釣合いな、素晴らしい会社だと思います。
どうか、この私の最後のお願いを、黙って受け入れていただきたく、お願い申しあげます。

以上


鈴木 泰裕=国分寺の大森信和 |MAILHomePage

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