昨日、帰る電車の中で、中学・高校生を見かけました。隣で話しているのが耳に入ってきて、ああ中高生の会話だ〜と何故か思ったのでした。

　中学生くらいの男の子２人がしゃべっていました。「学校はいらない。勉強は塾で出来る。束縛時間が長すぎる」と。それを聞いて私が学生の頃とちっともかわりはないんだなあと思いました。（数年前だから当たり前か）

　しかし、私が同じように思っていたわけではありません。私は塾要らない派でした。「勉強は学校で出来る、塾は私には必要がない」そう思っていました。勉強は必要以上やりたくなかったんですね。そして本当に必要以上勉強してません。学校のテストは授業から出るし、なんてったって成績はテストの点だけじゃないですからね。真面目に授業受けてれば（そう見えれば）評価点がもらえましたから。

　塾に行っている人とそうでない人の学力というより、授業内容の進み具合の差があまりに激しかったので、塾に行っている人は本当に学校の授業は必要性があまりないなあとも思いました。そんなことを感じていた頃、考えていたことがあります。

　学校ってのが勉強するだけのところではないんで学校自体は必要だ。しかし塾に行く子供にとって学校での数学や英語などの授業がはたして必要なのだろうか。どうせなら塾制度をとって勉強は塾で、それ以外を学校で学ぶ事にしたらいいんじゃないか。たとえば午前中は学校で色々なことを学び、午後は塾で勉強するという。

　そういうスタンスの学校があってもいいよねえと思いました。授業自体を塾形式にするというのでもいいかな。私が考えていたのは、学校は午前中だけ。午後はそれぞれが希望する塾へ行くというものだった。
　私は一度も塾に行ったことがないのでいまいち的はずしているかもしれませんが。

　そんな感じでちょっと学生時代の考えを思い出していましたとさ。