にのらです。

もはやお約束ですが、青春18きっぷで旅に出たら、いつも
「もう二度と行くものか」と後悔の気持ちであふれるのですが、
今回も、もう二度と行くかと後悔の気持ちであふれています。
メロさん、決して羨ましがられるような快適な旅をしているわけでは
ないのですよ！

Ｙ子が遅刻したせいで、スタートが１時間遅れてしまい、余計に
時間がかかった今回の島根への旅、９時に出て１９時に到着
しました。疲れた・・・ひたすら腰が痛い。なんかケツが切れてる
気がする！！痔になったらどうしてくれるんや（誰に怒ってるんや）


でも、２両編成の列車に揺られて岡山から伯備線で北上する景色は、
得も言われぬ美しさがありました。あいにくの雨上がりの曇天で、
気温もかなり低かったのですが、山間から立ち上る霧が山を霞ませ
大きくうねる川には人工的な堤防すらなく、ひたすらに懐かしい
駅舎と、そんなとこでホンマに売ってるんかと聞きたくなるような
不思議な小屋に「学生服あります」の看板があったり、そんな中を
Ｙ子チョイスのジョシュ・グローバンという歌手の歌うニューシネマ
パラダイスを聴きながら行くと、不覚にもにのらめ、煤けた心が
洗われるような気持ちになりました。今度は昔ＪＲ東海のうまし
うるわし奈良のテーマソングになってた、ボロディンの韃靼人の踊りが
ジャズになってたやつを聴きながら行きたいな（１人で）

で、到着が２０時前だったので、とりあえずうどんを食べようと
するＹ子に「出雲そばという言葉があってだな」という説明をして、
割子そばを食べて、その日は疲労で撃沈。翌朝は早起きして
出雲大社まで行ってきました。

出雲大社まで向かうバスは、にのらとＹ子と、まあ似たような年齢の
女達ばかり、８人ほどしか乗っていなかったので、途中でＹ子が急に
「…悲しくなってきた(神頼みに早起きするこの我々の境遇が)」と
しょんぼりしていたのを励ましつつ、１年ぶりくらいに行った出雲
は相変わらずものすっごい荘重で荘厳でどこか異様な、まさに
神がかった雰囲気の、まさに、神・神社でありました。

お参りを済ませて、次はお待ちかねの古代史博物館に行ったのですが、
もはやここを行かずに出雲に行ったとはいえぬほどの、素晴らしい
博物館です。２回目やったけど、今回はガラガラだったので、
お姉さんがつきっきりで九尾の悪狐の話をしてくれたり、なんか
実際演じてくれたりしました。面白かった！！やっぱりオフシーズン
の悪天候に行くと、こういう特典があるのが良いなあ！

そして帰りました。時間が全然無い。
島根まで来て、まともな食事は割子そばの夕食１回。それ以外は
コンビニの肉まんとバームクーヘンで餓えをしのぐ旅でした。
お勧めはしませんが、片道２６００円で行けるので、それだけが
ありがてえ・・。

とりあえず、次は夏に高知に行こうかと思っています。
長曾我部のお城を観に岡豊まで！！高知まで約１０時間。
もう感覚がマヒしてしまっていて、１０時間を近いとおもってしまう。
すっかりドＭにさせられたぜえ。

腰を痛めケツをほころばせながらの旅の思い出でった。
読み返すと、ろくな旅じゃねえや。やっぱり歳を取ると、
体力的にもたないから嫌ですね！




Ｙ子が１時間も寝坊しやがったせいで貴重な朝の睡眠時間を
失い、時間つぶしに描いていたひとみちゃんを手直しして
みましたが、そういえばスニーカー履いてたな。はやく三連休に
なればいい・・三連休に一気に観るぞにのらは！！
でも好きなのは、敵のヒャハッハッハて笑う騎士の方です。
今予習でダイジェストみたいなのを観ていたのですが、
高山みなみはどんだけ演技上手いんや。コナンのイメージが
強いけれど、ディランドゥの声が真骨頂やないか・・天才。