にのらの日記

2009年08月10日(月) わ。そうきたか。

にのらかな。かな。

・・・・これ何て韓流展開・・・?

ザラキどころかマダンテとジゴデイン使える男でしたよ和希は・・・。



ただいま午前1時30分。有給取ったので余裕で夜更かしですが、
とりあえず学園ヘヴンの一番重要そうなポイントをうっかり選択
してしまい、エンディングを終えました。冴えない和希を選択して、
まずは小手調べと思ってたらいきなり本命引いちゃったかな、かな。

生活のリズムが狂うと1週間戻らない身体の持ち主なので、寝ます。
学園ヘヴン楽しかった!唯一、にのらとゲームとの間に致命的な
すれ違いがありまして、どうもあの手の主人公を応援してやろうと
いう気持ちにならない・・。

お・・・眠くなってきた。ここんとこ生活のリズムが狂ってた
からなあ〜。

寝ます。



起きました。
なんていうか、たった1日有給とっただけで社会から取り残されたような
虚しさと焦りがこみ上げてきます。が、もうそれも終わる。そして
明日になれば逆に会社に行きたくないとウダウダするのが目に見えて
おります。





蝶がいた。

それはロマーノが小さなころから気に入ってた木の枝だった。
スペインの家にはたくさんの木が生えていたけれど、
この木はロマーノがもらわれてきた時にはまだ生まれたばかりで、
なかなか大きくならないロマーノと似て、今でもそんなに立派ではない

「あっちの木の方が、登ったりブランコしたりできるで」
とスペインは昔自分が遊んだというお気に入りの枝を教えてくれたけど
ロマーノの知らないスペインを知っている大人の木は嫌いだ。

蝶は止まったものの、花も無い木に長居はしそうになかった。

「(飛ぶな)」

心の中で話しかける。

「(追いかけてなんてやらないからな)」

鳥でも蝶でも、飛び立つ瞬間を見るのは好きじゃない。
囲われた檻の中以外をロマーノは知らないし、ここにいたい。

それでも体内では突然爆発的に支配から逃れようとする衝動が起こる。
それはロマーノの個人的な感情とは当然無関係で、
それでいながら服従しか選択肢を持たない絶対的なイデオロギーだった。
それがロマーノの胸を突き破ろうとするたびに、
スペインに吸いついていた唇を無理矢理に離されて、彼の元を
意思とは無関係に飛び立たなければならない恐怖におびえるのだ。

「チョウチョがおる!キレイやな。ロマ欲しい?つかまえたろか?」

「いらねー」

その指が優しく囲う柔らかな檻に、例え虫でも入らせたくはない。
スペインの手のひらの中で誘うように羽を震わせる蝶を想像する
だけで、くだらない独占欲が次から次へとロマーノを刺激する

「触んなちくしょう」
「なんやロマ、優しいなあ!」

そうやな、蝶々も嫌がるやんな、と、少し感激した様子でロマーノの
頭をなでて「ロマもおおきなったな〜」と笑みを浮かべるスペインに
少しいらだった。そういう意味じゃねえ。


この男には蜜が多すぎるのだ




蝶をリアルにリアルにといじっていたら、もう何がなんだか
わからなくなって、トップ絵にできなかったから小話に加工
してございます。

では、今宵はこのへんで・・。


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