| 2008年04月21日(月) |
住まして、ねえ、住まして |
にのらです。
愛媛に行って来ました。 松本城と、今治城を見に・・・・・
バスに乗り込んだ途端、後ろの席のオッサンの片手にワンカップを 見て、とりあえず睡眠は諦めたにのら。旅行中はずっと眠かった。
1日目は、朝6時に道後温泉でバスが停車したので、温泉の オープンと同時に入浴できてお得でした。千と千尋の舞台の モチーフとなった温泉というだけあって、本当にかわいい妖怪の 1匹でも迷い込んでいそうな雰囲気でした!そして、道後温泉 から歩いて5分のところにお住まいの婆さんとずっとしゃべって いたのですが、婆さんに「どっから来たんや」と問われたので (旅行中、色んな人から聞かれた)、「神戸です」と答えたら 「ああ〜〜神戸は良い。行ったことないけど」と言われたの ですが、このフレーズを旅行中に、温泉の婆さん、バスのおかん、 タクシーのおっさんと、計3回聞きました。来てくれ。近いやろ。
で、道後温泉ってば、金さえ出せば、階上の畳部屋でゴロゴロ させてくれて、お茶とお菓子がもらえるという素敵な企画やった んで、早朝で人がいないのをいいことに1時間くらい転がって いました。いいわ〜早朝。光のコラールの中、畳でゴロゴロ。 曇ってたけど。
で、そんなこんなで、転勤で愛媛にいる友人に車を出してもらい、 松本城行きたいっつってんのに四万十川へ。
誰が、四万十川に行きたいっつった!?
四万十川ってなんだよ・・・
・・・え?高知・・・? って・・・土・佐・・・? 土佐・・・
高知超行きてえ!! ヤバイ!早く行こう! 早よ出せコラ!
まさか、こんな短期な旅行で長曾我部元親に近づけるとは思って もみなかったので、超テンション上がってウキウキで山越えを したのですが、にのら、はしゃぎすぎて車に酔い、道半ばで
帰ろ・・・?松山に、私達の町に・・・ も・・・無理・・・引き返さないと、吐くよ?
引き返しました。 四国にあんな険しい山があるなんて知らなかった・・。 四万十川は夏にカヌーに行くことにしました。だいたいこんな 中途半端な季節に行くような場所じゃねえっつの。
で、ノドチンコまでゲロが顔を覗かせている状態で四国カルスト に連れて行かれ(四国カルスト:山脈。鬼や…)、もうなんか 1ミリ動いても吐くのに
「牛やで〜〜まりちゃん、牛がおるで〜。出ておいで〜」
と呼ばれ、這いながら牛を見て、とうとう頭を動かすことが 出来ず、にのらは意識を手放しました。
そして気付いたときには、松山の町を見渡せるパーキングエリア に居たのですが、そこで、そこでにのらは、松山に来て始めて、 松山という美しい町を知りました。車酔いから解放されて、 ついでにトイレも行けて、健康への感謝の気持ちに溢れた状態で 観たあの景色、今も忘れません。そしてにのらは、
住める。
愛媛に住む。
と、予定もなく心に誓いました。ホント、きれいなんだよう。 雲間から光が差して、瀬戸内の明るい海としまなみがキラキラ。 メルヒェンの世界でした。
で、松山城も見て来ました。加藤嘉明な微妙さで、どっちかと いうと、藤堂高虎ゆかりの今治城に気合が入っていたのですが、 城にリフトで上がっていくという奇跡を体験できました。 しかも、リフトの横には普通にケーブルカーが上下していて、 眼下には「別にどうってことない」という感じで余裕で坂を 徒歩で歩く人々が見えます。この、とにかく色んな手段を ご用意しておりますからどうぞ上がってきてくださいという 風情に気をよくして、とりあえずリフトで上がりました。 楽しかった・・。親切だった・・・。そして中は、至って 普通のお城でした。最近、お城見すぎて、展示品とかも そんじょそこらの趣向では動じない、そんな自分がすごくステキ。 成長したなあ。
そして、リフトまで使ってさらに天守閣まで登ってみた松山の 街が、またしつこい位美しくて参りました。案内してくれた 友人が、松山に研究所のある会社に勤めていて、そいつが指差して 「俺の働いてるとこ」って教えてくれた、煙突と煙がモクモクしてる 一画以外は、全部キレイでした。
松山城は、貴重な現存天守閣。 当時の状態で残されているのは以下の12天守だけらしいです。
弘前城 松本城 丸岡城 犬山城 彦根城 姫路城 松江城 備中松山城 丸亀城 松山城 宇和島城 高知城
にのらはまだ、彦根と姫路と松山しか行った事がありません。 今年中に全部行くのが目標です!正直、エレベーター完備の お城もにのらは好きですが。でもやっぱり当時の状態が残ってる ってのはロマンですよね。
松山の夜は、鶏肉料理を食べました。鶏が有名らしいですね。 釜焼鶏ひな、を食べましたが、マジ美味かった。そして飲みながら、 とりあえず、愛媛に住みたい。どうしたらいい?愛媛で子供を 育てたら絶対グレない!!
愛媛に住む夢をかなえるため、今度、コンパIN愛媛をしようという 会議をして興奮のまま夜は更けていきました。いや〜松山はいい!
「松山は良い」「松山は一番」「松山越える都市無し」
そう語り合った夜、まさかほんの半日後にその順位が覆される とは思ってもみませんでした。
今治。
どうにも人を狂わせる街です。今治。
にのらは、愛媛に住みたい。 さらに贅沢を許されるなら、今治住みたい。にのら、今治住みたい。 だって・・・だって・・・
泣けるほど美しい・・!
そして懐かしい。
にのらは感動しましたよ!!
駅がえらい空いてて、オマケに街も人影が無くて、少々不安に なりながら、今治城に行きました。受付の横には小学校で使う 椅子が置いてあったり、何かと校舎みたいな雰囲気がずっと していて、展示品も、ご近所の蔵から出てきたから置いといて〜 みたいなものとかが随分あったりして、割と手作り感の強い 雰囲気で、そんなにマジマジ見るものも無いなあと思って・・・
思って・・・
天守閣を登りきった瞬間、
目頭が熱くなりました。
あの景色の美しさは何!? 澄み切った青空が瀬戸内の海に映え、海は優しいブルーとグリーン。 暖かな色彩の海の向こうには、豊かな島の緑。そして点在する 島々を結ぶ美しい白い橋・・・。町はどこまでも明るく、 視線を遮るビルも無い・・・そして背後からは少年達が野球をする 歓声・・
少年達が野球をする歓声・・・
!?
何と、城の側には中学校が!!!しかも野球少年達が楽しげに 練習しているではないか!?
興奮のあまり、思わず友人Y子に
「アンタ・・バッテリーって、知ってる?」
と聞いてしまいました。(2日目はY子と2人行動です) どうやら会社の人に、3巻だけ渡されたらしいのですが、途中から やし、読む気にならなくて読んでない、と言っていたので、にのら 自ら、今治城の天守閣まで来て、Y子にバッテリーの説明をしました。
多分、1時間はしていましたが、おそらくにのらの説明を聞いた後の Y子の頭には「バッテリーとは、瑞垣君というなんかよくわからんけど マリコ(私)好みの男の子が幼馴染に対して善悪入り混じった様々な 感情を持て余しながら成長していく話なんやな・・・」とインプット されたことだろうと思います。だって、にのら、説明の80%は 瑞垣の話しかしてねい。
で、とにかく、今治に住んで息子に野球をさせたいという目標が 生まれた2人は、もう瀬戸内に嫁に行く気満々で、帰りの電車の ホームで瀬戸の花嫁のBGMが流れただけで泣きそうになっていた わけなのですが、それくらい今治の景色に感動した旨を今治城の 前にあるカフェの店員さんに言ったら 「なんで!?」と言われました。理由など生まれながらに今治に 住めるという特権を与えられているオマエが一番知っておろうが!?
とにかく、にのら、今一度四国に行こうと思います。何せ良かった!
そして帰りの高速バスの中で「地下鉄に乗って」という映画を観て、 不運にも愛媛に住むことが出来なかった場合は、堤真一と不倫したいね。 と話し合いました。地下鉄に乗っては中々ファンタジックな後味の悪い 映画ですが、堤真一の色気は異常にむんむんしていました。ホントに かっこいい。
|