にのらの日記

2007年05月05日(土) 数奇者古左が好きすぎる

にのらです。

アレしようこれ描こうと思っていた様々をへうげもの4巻に
持っていかれましたこの連休。3巻までは普通に面白い漫画と
して読んでいたのですが、そしてそれゆえに慌てて4巻を買う
事も無く淡々と時は過ぎ・・・そして昨日、ちょいと空いた
時間の隙間を埋めるために立ち寄った漫画屋で、そういや
買ってなかったなと思って、買って・・・買って・・・そして・・・。

背筋がゾワリとしました・・・!!!

宗易が弥助(伴天連と共に入国し信長に仕えた黒人男性)を自らの
茶室に迎えて茶を点てるシーンが、異様なまでに暗いトーンで
重たくも淡々と進み、漫画に見入ってしまいました。なんか、
そのシーンが終わってからホウ〜…とため息の一つも漏れそうな。

今まで、茶杓すり替えたり、茶碗の偽物作らせたり、よそのお家の
もの盗んだりしながらチマチマと生きていた古田左介が、相変わらず
家康のとこのお皿を懐にくすねたりしながらも、なんだか大人物
としての頭角を現してきて、それを影で見守るおせんがやたらに
ハートウォーミングな顔立ちで、和んでなりません。

そしてとうとう古田織部が誕生・・・!
「渋い」という表現を知らされてからの古田はまるで水を得た魚の
ように自分の数奇を探求し開発していくわけですが、この男の
無邪気な様が読んでいて小気味よいったらありません。

4巻では、彼の後半生から死に際の性格を予感させるような
割と堂々とした印象を受けるようになります。美意識の高さと
政治の中にある柔軟さと、ひょうげた振る舞いの中にちょっと
かっこ悪いものに対する優越感みたいなものが渦巻いていて、
それが昇華されている様子といいますか、なんやそれ。

いや〜・・・へうげもの良いわ。
個人的には高山右近がステキです。

あ〜もう一回読んでおこう・・・。


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