| 2006年06月08日(木) |
昨日の日記ごっつい切り方 |
にのらです。
今朝、通勤電車の中でスキピオが死亡し、まもなく後を追うように ハンニバルが帰らぬ人となりました。彼らが晩年、何を思い生きて きたかは分かりませんが、読んでいる者が感じるには、大層無念で あっただろうなあと思われる死に様でした。
力を存分に発揮する大きな光の中にはそれが強ければ強いほど 常にその光に行く手を阻まれ、己の輝きを誇示できなかった 光弱い恒星が多数存在し、そんなものがスキピオほどの人をして 彼が命の限り守ってきたローマを「恩知らずのわが祖国」 と呼ばわしめる選択をしてしまう。人間というのはなんとも罪深い生き物で あることよ。そしてにのらの大好きなハンニバルでさえも、スキピオ 同じく政界に生きる人間達に生きる道を阻まれ、異国の地に居場所を 求めるようになっていきました。
誰よりも軍人として生きてきた彼らに与えられた死は、戦死では ありませんでした。当時の戦士の本望は、今に伝えられている歴史に おいてはそうとうに英雄化されたものであるかもしれないことを 差し引いても、祖国を守るために刃を交えて沢山の敵を屠った上での 壮絶な死であったと思います。そしてそれを叶えることが出来なかった のは、彼らが軍人の頂点に立ってしまっていた、そのせいであるのは なんとも皮肉で気の毒な気がします。まあ、2000年以上も前の人間の 感覚が、どんなものかは推し量ることしか出来ないもので、実際の ところはどうであったか分かりませんが。
まあ、そんなこんなでローマ人の手紙やっと5冊読み終えました。 いよいよこれからはカエサル登場です!いよいよ面白くなって きました。でもにのらはニャーバンブラザーズが好きなので、 今のところはコルネリウス兄弟がステキのこと思います。
方向性の違う趣味に走った日記になってしまいました。
昨日の日記の続きを書こうと思ったら、なんかヤンウェンリーという 単語が書かれており、そのときにのらが何を考えていたのかが 全然思い出せないので、あきらめました。きっと、何か、置き換えたかった んでしょう。双璧をコルネリウス兄弟にしたかったとかかな??
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