誰か、花粉症が一発で治り、その後永劫に症状が出ない特効薬をつくってください。切に願います。 今度は漢方薬に頼る。 効かない。 下駄箱の戸を猫が勝手に開けて侵入してしまう。中のおれのブーツが毛だらけになるのはまあ許せるのだが、以前マーキングという名の小便をされたことがある。それだけは勘弁してもらいたいので鍵というかなんつーのかな簡易鍵?小さいローラーが二つ重なっている金具と菱型の云わば凸型の金具があって、そのローラーとローラーの間に菱型の金具がにゅるりと刺さってロックするやつ。…わかんないか、名称なんだっけかな、まあいいや、それをね、強化しようかと。そ、一応今も付いてことは付いてるんだよね。 ぼくがそこにいたって、そこにいなくたって、目が合ったって、目が合わなくたって、何をしたって、何もしなくったっても、きみは何も思わないんだ。どんな感慨ももたないんだ。そう、陳腐な比喩で譬えるならばただ吹き抜ける風のように、きみはぼくの人生には永遠に関与しない。点があって、離れたとこにもひとつ点があって、お互い見知らぬまま平行線を描く。そんな繰返しを、ぼくは生きている。
|