『エンピツ』内でたまたま見つけた 丹頂亭という人の日記にこう書いてありました。 (すいません、勝手に拝借して、このくらい許してね) >「他者との関係」は、「自分の感情」を一旦挫折させ、 >「言葉」で自分を言い表すところから始まる、というのはジャック・ラカンの説だ>。主観的な自分の感情を客体化=言語化しないと >「関係の世界」に参入できないのである。 >「自分の気分」を言語化しないまま絶対化し、他者を無視した行動を >とる若者は、心理学的にはあえて「関係の世界」を拒絶する、 >確信犯的な「子供」である、ということだ。 ふむふむ。 自分の感情を言語化することがそのまま客体化になるのかは ある程度経験がないと、少し難しいことのような気もしますが、 よ〜く理解りますわ。 でもこの場合「子供」というよりは「幼児」にした方が 「関係」を作り上げる言葉としては適当なのかも知れません。 で、この前提をふまえた上でこう日記が続く。 >小泉首相の「感情として靖国参拝したい」という発言は、 >他者と言葉を共有し、通わせる姿勢を欠くことで、 >「自己中」若者と共通している。 >自民党議員や保守系新聞などの中国等に対して >「他国に干渉するな」という論調も、同じだ。 >日本も、他国との関係を拒絶し、自分だけの感情的満足を追求しているのだ>。 最近は、小泉首相も熟慮するって言ってますよ。 他者(中国・韓国)と(発言としては弱いのかも知れないが) 圧力に押されつつ関係しようとしてません? それに自分だけの感情的満足ではなくて、 各メディア(あのサヨクの)世論調査で明らかなように 靖國参拝は国民の総意なんじゃないですか? (もちろん多数決という民主主義のルールに則って言ってるんですよ) それに日本ほどお人好しの国はないと思ってる。 で、次。 >中国は、そんな子供の国の首相に「8月15日を避ければ、参拝を容認する」 >と譲歩を申し入れてくれた。子供のプライドを損ねないように、という配慮含み>の譲歩だろう。中国は、やはり大人の国である。 つうかさ、この文読んでたら誰だってこう思うぜ。 「子供のプライドを損ねたくないのは中国のほうじゃん」って。 だいいちさ、始めにあるけど 共産一党独裁の中国のどこに「他者との関係」があるっての? 欺瞞だらけの大義名分でチベット侵略・虐殺して、 文化大革命と称し自国民を大量虐殺して、 さらには台湾まで略奪しようとしてる国のどこが 「自分の感情」を一旦挫折させ、「言葉」で自分を言い表す「大人」 なんだろうか。 おれは不思議で不思議でならんのですよ。 前に引用した文を少し変えて今日の日記を終えよう。 >「自分の気分」を言語化しないまま絶対化し、他者を無視した行動を >とる中国(原文:若者)は、心理学的にはあえて「関係の世界」を拒絶する、 >確信犯的な「子供」である、ということだ。
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