『ぢん・ぢん・ぢん(花村萬月/祥伝社文庫)』読了。 いやあ、凄い。もの凄いですよ、これは。なんなんすか、おれに何をしろって言うんですか。おれは何なんすか。教えろよ、おい。 ミールなんかそっちのけで今日なんか3時間半ぶっ続けで読んでしまいましたよ。白眼に血だまり出来てんぞ。もう触覚はぎんぎんだったぞ。19のおれは大変だったぞ。いろいろ。 なんせ、上下巻、合わせて1000頁以上ありますよ。然も結構字が詰まってんだな。 字だけじゃねえ、この小説は、暴力と愛とセックスと臭さと変態と醜女とオカマとなんだ、むちゃくちゃ詰まってんだ。うん。それぞれの存在が詰まってる。 氏の作品は初めて読んだんだけど、他の作品も読みたい。すごく読みたい。 駄目な人は絶対に駄目、そして好きな人はとことん好きになる、両極端な作家だと思う。 おれはもちろん後者。ぢんぢんするぜ。 でも、ヤクザ系、アウトロー系の小説は基本的に苦手なのねん。 相変わらず、ビジネス指南書が隆盛ですな。 もうおれの文章なんざ、破綻しまくりの、腕まくりまくりの、自慰そのものですよ。泣きたくなるくらい。うわ〜ん。
|