(もう数日前のこと)『FULL METAL 極道』を観て、田口トモロヲ扮するエキセントリック博士が、なんとかピンクを造ろうとして女の死体を前に「もっとナイスバディで云々…」とか何とか言いながらちゃっかり乳首を指で摘んでいるシーンにとても切ない性(さが)をみた。 線路に落ちた人とそれを救おうとした人たちが亡くなった事件について。 韓国人の李さんのしたことはもうほんとにすごくてむちゃくちゃ格好良くておれだったら絶対怖気づいて逃げちまうのにすげえですよ、と思うんですけど、マスコミやら上の方がそれを無理矢理に日韓友好のそういうものに利用しようとしている企てが何か解せん。 あと、それに伴うことで、日本人の関根さんも同じように人を救おうとし、同じように亡くなったんだ、悲しみは同じだ。 こんなもので、命の値段が決まっちまうんだなあ。 むかつくことばっかだな、勝手に。 いちいち干渉、感傷、癇性、すんなっつーの。 今月観た映画(TV・レンタルビデオ)。 『鮫肌男と桃尻女』『helpless』『レザボア・ドッグス』『ホテル・ニューハンプシャー』『AKIRA』『【Focus】』『トレイン・スポッティング』『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』『SF サムライ・フィクション』『ピアノ・レッスン』『鉄道員(ぽっぽや)』『スリーピー・ホロウ』『ファイト・クラブ』『トゥルーマン・ショー』『スネーク・アイズ』『8mm』『シックス・センス』『DEAD OR ALIVE』『もののけ姫』『ダークシティ』『FULL METAL 極道』『極道戦国史 不動』『オーディション』『将軍の娘』(順不同)。 ちなみに先月はゼロ。しばらくは「本」モードから「映画」モードの予定。まだまだ観たい映画は山ほどあるもんに。 然し、この差は甚だしい。 嬉しくてハッピーな気分になる筈なのに、非常に後ろめたくふわーっと堕ちる感じ。 こういう暗〜い日記をたまに拝見しますが、すごく不快です。 でも書く分には申し分なく、よく泣く。良くなく。濃くなく。そつなく。 もっと楽になれたらいいのに、ねえ。
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