四畳半から那由他まで

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終わりの庭
2000年10月25日(水)

雨が降って止むことはない。
気が付けば雨に濡れることも傘を差すことも忌嫌って何も起こらない寂寞の部屋に立尽くしていたんだ。

サッカー中継を観て改めて思ったんだけど、試合中途でCM入れんといてほしいよな。
まあ時間にして僅かなんだけどさ、そのCM中に点が入って視聴者から抗議殺到なんてことがあるやも知れんし。
他の局でしてるようにハーフタイムにどさっと垂流して欲しい。でもスポンサーとかうるせえんだよなあ、なあ、板挟みでつらいよなあ。
兎に角、僕は好かんです。

とても微笑ましい光景を見た。
20代と思われる若者が、若者向けの服屋で、車椅子に乗った白髪のお婆さんに服を選んであげてた。
それを見て、僕は、只でさえ自分のさもしさや浅ましさに嫌気がさしてんのに、とても、感動を覚えた。
他人に何と言われようと己の感情に素直に生きようと思った。
例え貶され蔑まれようと、自分が信じたものを信じ、愛したものを愛し、心のままに。

駄目だ。
しこしこと卑近な出来事を書いても、押並べて言わんとする言葉が文章として全然繋がらねえし、かといって平生の喋り言葉で書くのも憚られる(それすら拙いんだけど)。
少し離れただけなのに、離れたことすら忘れて、忘れたものを失くして、失ったものが大きすぎる。
もうやめよう。こんばんわ。さようなら。ありがとう。
それでも人は、同じ事を繰返す生き物で。
人間の源泉である遺伝子が螺旋であるように……。

うわーっ、しょーもねえ終わり方だな、おい(苦笑)。



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