四畳半から那由他まで

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親愛なるFへ
2000年09月29日(金)

何だかんだ言ったって、もう秋。
他人の墓を暴いてる場合じゃないです。
ひどく綺麗で切なくなった薄暮の空をすぐに忘れたり、未読の本を消化しようとページを開けば睡魔に襲われたり、開直ると云う言葉だけで既に酔っていたり。
混じって消えろ、うざってえ。

今度劇場公開される『エクソシスト』のディレクターズ・カット版たら何たら、判然申しまして夜半にCM観てるだけで恐いです。
僕は本家の『エクソシスト』を観たことないんですけど、公開当時、何かあったんですよね。関係者が相次いで亡くなったとか。そんなの。
あれ?このエピソードは違うホラー映画だったかな?
すんません、記憶が曖昧で。
あーこわ。いーこわ。うーこわ。えーこわ。おーこわ。

親愛なる今は亡きF氏へ。
日記のタイトルとして(その作品は読んでいないのですが)勝手に拝借させていただいてます。
ダークな役割はいつもA氏だと思っていたのですが、あなたのこの作品のタイトルを見たとき、いくらファンタジーとは云えやはり人はそれぞれにそれぞれの闇、悪、不条理を持っているんだなあと思いました。
手塚治虫然り、何かそう云う部分を見るだけで僕は安心してしまいます。
やはり莞爾として笑うと云うことは気持が悪いものです。



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