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2003年08月15日(金) あの夏を忘れない。

 今日は、58回目の終戦記念日だそうです。

 終戦から半世紀以上経った今、戦争を鮮明に
記憶している人も随分少なくなり、毎年のように
この時期には、戦争関連のテレビ番組が放映される
ものの、無残で惨めな敗戦の傷跡を、今の日本人の
生活の中に見出すことは、難しくなっています。

 
 勿論私も、戦争も戦後の貧しい日本も知らない、
豊かな時代に生まれ育った日本人ですが、この時期になると、
小さかった頃のことを、時々思い出します。

 田舎では、ほとんどの家の玄関先で見られた、お盆の
迎え火や送り火とか、祖父の家の物置に捨てずに
とってあった、満州から引き揚げ時に、唯一持っていた
古ぼけたトランクとか、戦死した人の名前を書いた灯篭が、
たくさん川に流れていくのを手を合わせて見ていたこととか、
戦争を直接知らなくても、今よりもずっと身近に、
戦争の影があったような気がします。


 あと20年もすれば、戦争を体験した人もほとんど
いなくなってしまいますが、そうしたら今以上に
何かが変わってくるのでしょうか。


 時は流れ、人の考えも変化していくものだから、昔のことに、
いつまでも同じようには拘っていられない、と思う反面、
時代が多少変わっても、なかなか改善されることのない
人間の愚かさを思い知る教訓として、伝えていくことも
とても大切なのかもしれないと思います。


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まめ。 [HOMEPAGE]