与勇輝展 - 2002年03月25日(月) 人形作家与勇輝さんの美術展に行ってきました〜v 山梨の与勇輝さんの美術館にも行く気満々な私なので 近所で展示会があるなんて夢のよう。 大袈裟だけど、ほんとにタイミングが良すぎなんだ…。 ついこのあいだ北海道で図録買ってきたばっかりなんだから(笑)。 私が持ってない方の図録に載ってた、好みの人形が出てました! ああ真逆本物見れるとは…嬉しい〜。 観に行く人いたら「あ〜これか」と思って下さい。「アンディ君」です。 あの白い存在感と、つかみ所のない深い淡い感じが何とも好き。 人形のタイトルの付け方が、風景なことがあって、納得、という感じでした。 空を飛んでる雁を眺める少年の人形。 周りの風景は何もなくガラスケースに上向きの少年がいるだけなんだけど。 「空を渡る雁」ってタイトルが目に飛び込んだ途端 ぶわっ…て一気に世界が広がった。 夕暮れの空気とか光とか、集落を遠巻きに囲む山のつらなりとか。 雁に引き込まれて一瞬聞こえなくなる耳もとの風音。 私だったら雁の群れは形の変化とか、 どいつがのんびりだとかそういうのを楽しむけど、 この子は男の子でやんちゃそうだし戦争ごっことか思い浮かべるのかも。 などなど。 「雁を眺める少年」じゃなくて「空を渡る雁」なんだなー。 少年を表す作品じゃなくて、少年は一部分なんだ。 際限なくイメージが膨らむタイトルの付け方って凄い。 いつもタイトル勘でつけてるのでちょっとは考えようと思いました。 でも勘は大事。 映画『ロード・オブ・ザ・リング』と映画『ラスト・エンペラー』のサントラを購入。『アメリ』のサントラを買おうかどうしようか考え続けてるけどまだ決まらない。気のすむまで考えていよう。 ...
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