『たいやきの魚拓』 - 2002年02月08日(金) とゆー本御存知でしょうか? 宮嶋康彦著・副題「絶滅寸前『天然物』たい焼き37種」。 何ごとかと思ってフラリと手にとったのが4時過ぎ。夕飯まで本屋で読みふけってしまった〜。面白い。魚拓と一緒に、たい焼き屋のおじちゃんおばちゃんとの会話が書いてあるエッセイになってます。結構広範囲に渡って天然物網羅してます。凄いや。本当に魚拓。ちゃんと墨塗って半紙押し当ててとったらしい、たい焼きの魚拓。食い物に何てことを! と思いつつ、でもでもこれは見てるだけでも面白すぎです。やってみたくなってしまうっ。「天然物」というのは、今は見るのも稀になってしまった一匹ずつ焼くタイプの型で作られたたい焼きのことだそうで。そんなのがあることすら知りませんでした私。板状の鉄板にたくさんの型があって、パタンと挟んで回転して焼くのしか見たことないよー。天然物の焼き型はハサミみたいだそうですよ。つーかペンチみたい。あの先にたい焼きの型があって、ぎゅっと挟んで焼くとか。見てみたいなあ。一番吃驚したのは丸いたい焼き。そして、文に妖怪会議やら水木氏やら荒俣氏の名前が出てきたこと。更に荒俣氏がたい焼き10匹食べた逸話があるとのこと。うをを。皮だけなら兎も角! あんこ10匹分なんて私は絶対無理だ〜〜〜っ、皮10匹分なら大丈夫かもしれないが! ...
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