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■ 菊にゃ誕生日
ぎゅ、と音がする位、抱き締められた。 「い、いきなりどーしたんだよ、おチビ」 頭ひとつ以上身長が違う後輩の顔は、丁度胸の辺りに埋もれていて。 さっきから、もうずっと、バクバクしている心臓の音は、完璧聞こえてしまっているに違いない。 「ね、ねぇ、おチビってば!」 これ以上ドキドキしていたら死んでしまいそうだ、なんて考えた矢先。 「happy birthday Eiji」 優しく呟かれて、一気に体温が上昇する。 愛しい恋人からの言葉が嬉しくて、嬉しくて力一杯抱き締め返した。 「痛いっス」 生意気な台詞も聞き流して。 今日は何て素敵な誕生日。
2003年11月28日(金)
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