日記のような雑文

2004年11月14日(日) 友人の結婚式

 友人の結婚式・披露宴に出席するため稽古を休ませていただいて、浅草へ。が、結婚式に行くこと自体がもう4年ぶりぐらいなので、何を着ていけばよいのか前日までかなり悩みました。結局、実家であれこれ掘り出して、ありものを合わせてみました。(濃いボルドー色の上下。ロングスカートである)バッグは母のを借りました。えへ。
 余談ですが、あれこれネットで調べていた時に、ツイード素材はフォーマルには適してない、ということを初めて知りました。ピシッとしたツイードのスーツなんかだったらいいのかな、と気軽に考えていたもので……。あと、ファーはダメだけど、羽根モノはOKだとか。ふーん。(まぁ、最近はそこまでうるさく言われない場合も多いと思いますけど)
 
 友人・カシワヤは元々モデルさんのようにすらっと細くて長身なので、ウエディングドレス(ホルターネック系)もお似合いでした。
 過剰演出がなく、和やかな披露宴だったのが良かったですね。
 で、新婦から御父様への手紙、というのが読まれたときに、不覚にもかなりもらい泣きしてしまいました。
 そのエピソードとは……子供の頃、飼っていたうさぎが死んでしまって悲しんでいたら、お父さんが別のうさぎを買ってきてくれた。でも前のより大きくて、やっぱり違うというのはわかってしまったから、「こんなのいらない」とつい言ってしまった。お父さんは淋しそうにお店に返しに行った。そのときのお父さんの気持ちを思うとごめんなさい、と今では思う。
 というわりと淡々とした話なのですが、なんだか色々な情景が浮かんでしまって……(涙)。
 披露宴後、お見送りしてくれる新郎新婦を前に、また思い出し泣き。
 
 幸せそうな友人を見て、幸せな気分になれた一日でした。


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