日記のような雑文

2004年06月13日(日) 伊坂幸太郎『チルドレン』

 昨年、知人から『陽気なギャングが地球を回す』をいただいて読んで以来ファンになり、伊坂幸太郎作品は(雑誌掲載ものを除いて)全て読んでしまいました。
 今回は新作。短編のふりをした長編、という連作短編(←形式は)です。

『チルドレン』伊坂幸太郎 ★★★★☆
 あちこちの書評でも目にしたのだが、やはり陣内というキャラクターが印象的である。
「レトリーバー」という作品に描かれているエピソードで、【後になって「あの時の陣内は、本当に、普通だったなあ」と永瀬がしみじみと言ったことがある。】というくだりの所が特に好きだった。
 最近ずっと「普通」ってなんだろう?「普通の人」ってどういう人だろう?ということに疑問を感じ、自分なりに考えていたのだが、これを読んで、一つの答えを得たような気がする。
 
 なぜ★が四つ半かというと、もっと彼らの話を読みたい〜というファン心理?からなのであった。そんなワガママな不満を自力で解消すべく、『重力ピエロ』を再読中。

 まだ読んだことのない方はぜひぜひご一読ください。梅雨のうっとおしい気分もしばし晴れるはず!


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