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 生活綴り  咲紀




2003年04月13日(日)  相合い傘

前回の日記で、週末への決意を書かせて頂き、朝9時には
彼氏さんの家に奇襲を掛けに行くと大ボラを吹いた

22才。女。咲紀

の大ボラ日記にようこそ。

9時に彼氏さんの家につくには朝8時には家を
出なければ間に合いません。

はい、8時の時点では家で朝食をとっておりました。

アジの開き・小松菜と薄揚げの煮物・大根のおみそ汁

という純和食メニューを食べながら

「日記に大嘘かいちゃった。
 でも、お腹が空いてるから許して頂こう」

という精神で食べ終わると、8時半になり家を出たのは9時。
彼氏さんの家に到着したのはいつも通り10時になっておりました。


10時の時点でまだ寝ている彼氏さんのベッドの中に潜り込み
まったり且つ24才と22才とのカップルらしいことをしつつw
この日の計画を立てておりました。

お昼は彼氏さんがこないだTVで見たベトナム料理の店に
いきたいということなので、お互いに身支度をしてお出かけと
相成りました。


この日は朝から生憎の雨。
当然、私は傘をさして彼氏さんの家にいきました。
もう春なんで傘も春らしさをなにげにアピールするような
日傘兼用のレースがあしらわれた小振りのの傘を
さしてきておりました。

さて、お出かけの用意をして部屋の玄関の出たところ
結構激しい雨音がしておりました。

彼氏さんは私が持っている傘を見て一言。

はい、ごもっともです。
全く実用的な傘じゃございません。

でもですね、春らしさを何気なくアピールしたかっただけなんで
そこまで言う必要はないんじゃないんですか?

っていうか、そんな事を貴方は考えていたんですか?


・・よく考えたら私たち、ちょっとっていうか
かなりアホなカップルなのかもしれません。

外で抱きついたりということは一切ありませんが
四六時中、通行の妨げにならない限り手は繋いでおります。

もし、通行の妨げでもない時に手を繋がないでいると
彼氏さんの方から首を傾げて

「咲紀さん、どうしたの?怒ってるの?
 それとも拾い食いでもして体調悪いの?w」

と最後の一言はかなり余計ですが
こんな事を聞いてくるような人でございます。

彼氏さんの中では四六時中
手を繋ぐのはごく当たり前の事の様です。


この様な彼氏さんなので当然傘も一緒に入ります。
付き合い始めの頃はかなり抵抗があり、
これが原因で大喧嘩もしたことがあるのですが
年月って恐ろしいですね。
今では全く抵抗がなくなっております。


例えお互いが傘を持っていても、台風等の時を除き
1本の傘に入っているのが普通になっております。

バカップルであることは、自覚しております。

そして、今週末は私が実用的でない傘だった為
彼氏さんの傘に入れて貰っていつも通り歩いておりました。

そうするとですね、前から5才ぐらいの男の子とお祖母ちゃんが
歩いてきたのです。その男の子は私たちを見るなり

「あー、相合い傘してる」

と結構大きな声でおっしゃいました。お祖母ちゃんらしき人は
その男の子を何かを言って窘めていましたが、私の耳には
全く入ってきませんでした。

っていうか、目の前が真っ白になっていたのです。


「相合い傘ってもしかして私たちのこと?
 っていうか、私たちしか周りにいないし。
 それに指までさされてるし。
 この状況を『相合い傘』っていうんだー←今更、何をいうのか謎
 『相合い傘』ってなんか恥ずかしいー」

と頭の中で5秒ぐらい駆けめぐり、
10秒後には彼氏さんの傘から出て、
自分の傘を広げておりました。

それを見て大爆笑する彼氏さん。絶望的です。

私、小心者なんです。
『相合い傘』っていう響きに絶えられませんでしたw
それに自分が『相合い傘』をしてるという自覚ゼロでした。



この日はその後ずっと自分で傘をさしていたのですが
彼氏さんの

「咲紀さん、『相合い傘』しようか?w]

というセクハラ発言をずっと受けながら今週末は終わりました。


本当の意味で私はバカなんだなーと改めて認識した
一日でございました。

バカついでに最後にもっとバカな質問をしてみましたw

ごもっともです。
そんな貴方のおかげで私は無事に22才まで
生きながらえております。

これからも何卒よろしくお願い致します.




BBS←一言、よろしくお願いします☆

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