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おさむ日記
窯主のノンキな炭焼き生活日記
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年09月10日(土)   炭焼き人に『炭入り石けん』は意味なし?

旧暦八月七日

何年も前から友人が手作り石けんを趣味で作っていまして、『炭入り石けんができたらいいな〜』と話していながらずっと具体的な話が進んでいなかったのですが、今年に入ってその友人、イラストレーターの久条めぐさんがクチコミ規模で手作り石けんを分け始めたそうで、『じゃあ炭入りのも作ってほしい!』ということになって、先日試作品ができ、早速使ってみました。

今回のはオリーブ・ホホバ・ココナッツの3種類の植物油をブレンドした石けんに、無限窯の竹炭の微粉末と竹酢液を加えたものです。(もちろん香料・防腐剤などは入ってません)

竹酢液・竹炭入りの手作り石けん

何回か使ったので形はくずれてますが、色を見ていただければ・・


見ての通り薄い灰色で、泡ももちろん灰色です。
よく泡立ってキュッキュッとするほど落ちてる感じなんですけど、でも肌がしっとりとモチモチして、すごく気に入りました!

無添加で、ベースの原料がいろんな天然の植物油を使っているので、炭というより他の原料が良いからかもと思いましたが、他の業者さんの「炭石けん」の説明を見ると、『炭はすぐれた吸着力をもっているので、毛穴につまった皮脂や古い角質を吸着してスッキリと洗い上げ、また、炭のミネラル成分でお肌にうるおいをあたえ、しっとりすべすべにする』とあるので(そうなのかーメモメモ・・)、それに竹酢液も配合してあるので、さらに相乗効果で良いかもしれないです。

でも、炭焼き職人にとっては『炭石けん』はいらないかもしれないです。
というのも、炭を切り揃えたりする時は、顔・首・腕まで全身炭だらけになるのですが・・(こんな感じで↓)

窯主・大谷おさむっす

笑顔が足りない? 自分で撮影したもので・・


普通の石けんでもこの顔を洗うと、灰色の泡になるのですけど、「炭石けん」だとさらに濃い灰色になり・・、『体に炭がついてるから、炭いらないじゃん!』ということになってしまいます(笑)。


ちなみに炭を素手で選別した時は、そのあと、手がすごくスベスベしたかんじになります。
これって炭のミネラルのせいかと考えてますが、どうでしょうね。


ということで、販売予定の「竹炭・竹酢液石けん」がいかに良さそうかを書きましたが、これはまだ試作品で、しかも作り始めて1年ほど寝かさない(熟成)といけないようなので、販売開始は来年か、もしかしたら再来年になってしまうかもしれません。(しかも月30個ほどしかできない予定です)
宣伝しておいて当分売らないって、本当に失礼ですが、申し訳ありません・・。

すごーく気の長い話ですが、記憶の片隅にでも置いていてくだされば幸いです。


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