おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年03月22日(火) |
炭やき人、火の取り扱いについて人に注意するの巻 |
旧暦二月十三日
先日、実家に戻っていた時の話です。
いつも仲良くしてもらっている近所のおばさまが我が家に駆け込んできて、『おさむくん!近くで何か燃えてるのよ!来てみてくれる!』とのこと。
急いで向かってみると、近くのアパートの横の狭い場所で小さな火が出ていました。 その火を監視している人はなく、なにかプラッチック類を燃やしているようでした。
天気は曇り。さっきまで小雨が降っていました。
いつも大きな火を取り扱っている私から見ると、とても小さな火で、風もなく雨で地面がぬれているので、大事には至らないと思いましたが、近所のおばさまからしてみたら心配でしょうがない様子でした。
私の母もでてきて、二人で『あらま〜』『や〜ね〜』的な話になって、今のご時世、注意して恨まれて仕返しさせられるかわからないというのもあり、警察に電話することに。
で、私がかけることになったのですが、考えてみると、普段もっと大きな火を取り扱っている者が人に焚き火はよくない、危ないと注意するのはおかしな話ですね。
なので、『いえ、まあ、雨も降ってましたし、火が小さいし、たいしたことはないんですけどね・・』とつい擁護する言葉を・・。 まあ、火を見てないというのは本当にまずいのですけど。
今回考えさせられたのは、普段焚き火などしていない人にとっては小さな火や煙でもすごく不安に感じてしまうこと。当たり前の話なのでしょうけど、今回痛感しました。
田舎では各家で庭先で焚き火などしている方が多いですけど、そんな苦情はほとんどないです。
近年、炭焼きの煙の苦情が多く、街中で炭が焼けなくなっているのですが、しょうがないですね・・。 そういう意味でも、私は今すばらしい場所で炭をやいています。 なにせ一番近い人家でも500m離れているほどの山の中ですから。
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