入院中の患者さんの娘さんが、元宝塚の人だった。 とっても驚きました。アノ人が…と。いやいや、 キレイなんですけどね、こんな身近にいたのかと 思うと、驚きですよ。その人は、CDを出されていて、 病棟に寄付してくれたんですね。で、そのジャケット を夜勤中にしみじみと見てみたら、「宝塚歌劇団出身」 と書いてあるでないの。っていうか、音楽学校の 制服の集合写真もあるし。やっぱり、こういう仕事を していると、いつかは巡り会えるのですね。 でも、私が宝塚ファンであることは言っていない。 会えたら言うけど、たぶん、もうあえないと思うし。 あの身長だったら、娘役だったのかなぁ。
ちなみに、その患者さんは誰もが知っている大企業の お偉いさんなんだけど、脳梗塞で、ボケてしまってねぇ。 社会的には、もう復帰できないけど、家族の人が 一生懸命介護していてね。だから、病気になる前の その人はいい人だったんだろうなぁって思います。 私たち、医療者でもこりゃヒドイ…という状態に なってしまった時、家族の人が献身的に介護をしてい ると、私たちの知らない時の患者さんは、きっと いい人だったんだろうなぁって思います。私たちは、 病気になる前の患者さんを知ることはできないけれど。 もう手遅れの病気だと知って、逃げてしまう家族も いるし、本当、色々なんだなぁと思います。うん。
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