飛竜の語り
- 書き散らし
- 2005年01月15日(土)
- 愛していました。全身で。
暗い部屋の 中。
息をする物体が一つ。
「っあ・・・」
男は、一人荒い息をつきながら、その両目からボロボロと涙をこぼす。
「好きなんだ・・・」
それは誰に聞き入れられる事のない叫び。
「頼むから・・・俺を見てくれよ・・・っ!!」
ゴトリと鈍い音がする。
椅子に座っていたものの一部が、床に墜ちる。
それは、明るい場所で見たら、「腕」といわれるもので。
それに顔を押しつけて、涙をこぼす。
「なぁ・・・なぁ・・・っ」
骸は語らない。
「どうして・・・!」
「もの」の顔は、固くつぶられていた。
決して、その目は、男を見ない。
「死んでも・・・お前は俺を見ないのか!!!」
絶叫が、響く。
大好きな貴方に、最後まで抵抗を。
貴方の中で私が永遠になるように。
それは、命をかけての「拘束」
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手に持っていた銃を自分のこめかみに当てる。
「・・・何、何やってんだよ!!」
僕を振り返った彼が、全身を赤に染めて叫ぶ。学生服が、ボロボロだ。
一緒に生き残ろうね、とそう誓った。
君と僕を残して、みんな死んだ。
みんな、殺した。
僕だって、死ぬ気は全然ないんだ。
けど、君が死ぬというなら、僕は喜んでこの命を差し出そう。
・・・なんてね。
実は、誰かが仕掛けた罠にひっかかって、もう立ってるのも辛いだけ。
背中にささった矢が、服の上からでは見えないだろうけど腹を貫通している。
「しくじったな・・・」
一人呟いて口の中の血を吐き出す。
最後の最後でいつも詰めが甘い。
君によく言われていたっけ。テストの時とか。『お前は詰めが甘いんだよ』と。
苦笑しながら、僕の頭を叩いて。
ああ、そういう時が再び戻らないのを知りながら、こんなことを思い出すなんて。
神さまってのは残酷だ。僕は、死んでも天国になんか行きたくないよ。
そんなことを考えて、目の前でスローモーションのように走ってくる君を見る。
君が僕が死んだことで罪悪感に襲われないように願いながら、引き金を引く。
---どうせいくなら、君がいるところがいいな。
最後に見た、君のところに。
破裂音。水音。絶叫。そして暗転。
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「ちょ・・・ま、まて!!」
「何?」
「なんで俺が下なんだよ!?」
「なんでって・・・」
天井を背景に俺を見下ろす倭が、可愛い顔を不思議そうにした。
「だって、可愛い方が受けっていっただろ?」
「言ったよ!」
「なら、いいじゃんか」
「全然良くなっ・・・っ!!!」
にっこりと微笑んだ倭が、俺の腰を掴んで自分の体に押しつける。
俺よりも背が小さくて、華奢な倭の力が思ったよりも力強くて驚いたのは一瞬。
その直後俺は、全身から血がひくという言葉を実感した。
「や、倭・・・あ、あの・・・」
なんか当たってる。固いのが当たってる。しかも、なんか・・・でかい?
「ずっと我慢していたんだから、もう無理」
「え、無理って、」
何がとは聞けない。
もしかして好きかなぁ、とは思っていたところに、倭からの告白。
俺からキスして、倭からベッドのお誘いがあって・・・
けど、どこでどう間違えてこんなことになるんだよ!
「雄大・・・」
「うひぃ!!!」
うっとりとした声で俺の名前を呼びながら、べろりと耳を舐められた倭にびくりと体を震わせる。
「・・・色気ないなぁ・・・」
耳から顔をあげて、口を尖らせた倭の顔は、犯罪的に可愛い。
けど、言ってることは、極悪だ。
「い、色気って・・・」
「まぁいいや。今から、いっぱい喘いで貰うからv」
神さま仏様。俺は何か前世で悪いことをしたのでしょうか。
「雄大、大好きだよv」
『悪魔に魅入られた男。』
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「ついてくんじゃねぇよ!!」
「しかし、坊ちゃん。組長から学校まで送れと・・・」
「坊ちゃんとかいうな!いいか、学校の奴らにバレるわけにはいかねぇんだっての!!もういいから、さっさと家に帰れ!」
「分かりました・・・じゃあ帰りは校門で・・・」
「全然わかってねぇ!!」
若頭のテツの膝を思いっきり蹴って、そのまま駆け出す。
後ろでうめき声が聞こえるけど無視無視!!
いい加減俺も高校生で、昔みたいに誘拐されたりするタマじゃないって親父もいつになったら分かるんだ!!
小中は、俺の家がヤクザということを知れわたっていて、友達なんてできやしなかった。
別に家がヤクザなのを恨んじゃいない(そりゃ昔は嫌だったけど)けど、俺みたいに思わない奴がいるのが現実だ。
だから、高校は思いきって結構家から遠いところに決めた。
今度こそ新しい生活を送るんだ!!
友達と帰り道に買い食いしたり、お互いの家にお泊まりしたり(あ、俺の家は無理か)彼女とか作っちゃったりとかもして・・・!
新しい生活に心躍らしていた俺は、全然前を向いていなかった。
そして、お約束。
「いっ・・・」
曲がり角で直進してきていた人とぶつかる。
「あ、わ、わりぃ・・・」
「いや、別に・・・」
慌てて頭を下げると、相手が冷たいとも言える声で遮る。
視線をあげると、俺と同じ制服を着た眼鏡の男が、こちらを見下ろしていた。
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○死にネタ。自殺したのか、殺されたのか。どのみち、「君」は僕のもの。別に男女カプでもいいけどね。
○バトロワ。実は少し書いてみたかった。グロ系は得意。四肢切断とかでなく、血塗れ系。見るのはいやだけど。バトロワレベルなら甘いかな。バトテニとかいうのも書いてみたけど、もう世の中に有り余っているので、いいかなと。
○可愛い系×男前+背ぇ高。寧ろ受け×攻めに萌える(また茨を・・・)学園アイドルと幼なじみとか萌えません!?ねぇ!?(必死)別にビッグマグナムじゃなく良いけど、なんとなく(笑)
○優等生×不良(ってか、極道)が書きたかったけど、なんか思ったのとちがったので、打ち止め(笑)可笑しい・・・こんなにも萌えないはずは・・・頭で思い描いていたのは、かなり萌えたんだが・・・最初が悪かったのか・・・鬼畜眼鏡表向きは生徒会長、裏はクラブで遊び捲ってる攻め×不器用で、照れ屋で、猫とか可愛がってそうな不良受けが書きたかったのに・・・最初から間違えた!!これじゃ、目がキラキラして、膝小僧に絆創膏貼っているいかにもな受けキャラだ!しかも微妙に頭が弱い系!!あいたた!まずった!(笑)
いつもこんなこと考えて、一人で楽しんでます(笑)
- 2005年01月15日(土)