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■ 真夏の悪夢
えーと、今回の日記、あらかじめ言います。
かなりキモイ描写があるかも? 食前・食中・食後の方等はお気をつけ下さいマシ。
ジツワ・・です。
今朝、お風呂掃除をしようとしたら床になにかが付着していた。 黒っぽいもの…。 (おかしいな?昨日の夜は何も無かったのに…) そう思いながらも床を拭く。 なんか妙な匂い。
なんだろ?
我が家は今までも言っていたように改築中。 お風呂は仮風呂となっている。 庭先に(軒続きだが)簡単な小屋を建てその中に脱衣所とバスルームを置いている。
今日は朝から妙な匂いが漂っていた。
気分悪くなるその匂いに、私はファブリーズしたり、茶香炉を焚いたり芳香剤を置きまくったりしていた。 でも、消えない。
夏休みもあと残りわずかということで、臭いは気になりつつも子供達の作品作りに追われていた。
窓から漂う臭い。
夕方になり、今晩は母が三味線のお稽古、娘が踊りのお稽古、私が商工会での講習会に参加することになっていた。 あわただしい中、息子がすぐにお風呂に入れるようにと、お風呂のお湯をいれようと脱衣所の扉を開けた。
…………。 扉を開けたら、な、なんとそこは一面、虫だらけ!! ぎゃ〜〜〜〜〜〜!! あおれもよくよく見ると…うじ虫〜〜〜〜〜〜!! うごめいているぅ〜〜〜〜!! ぎゃあ〜〜ぎゃあ〜〜ぎゃあ〜〜〜〜〜〜!!
虫ばかりじゃない。訳のわからない液体のようなものや埃のようなもの…。
なんじゃ〜〜〜〜こりゃ〜〜〜〜〜!!
失神寸前の私。
(こ、これはもしや?)
とっさに私の頭をよぎった答えは?
天井を見る。 (もしや?もしや?) 落ちてきた!虫が!
そう。この仮風呂部屋の天井は2重になっていた。 家のひさしとその上にトタンの屋根。
軒づたいに屋根に登った。 ひさしとトタンの間を覗く。
うぎゃ〜〜〜〜!!
何かいる!!!! 何か『毛』のものが横たわってる!!
ああ!! わかった! そう。 やはりそうだったんだ。
何かがひさしと屋根の間で死んでいる!!
あれは、あのうじ虫と液体は…!!
ぎや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
一日悩まされた臭いも…!!
ぎゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
そう。 何か獣が死んでいて、それが腐乱してうじがわいて腐って落ちてきたのだった。
ぐぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
子供二人も恐怖で顔が青ざめていた。
とにかく娘のお稽古は友達に連れて行ってもらうようにお願いした。 母はもう出かけていった。
息子と私。
小心者の息子は、いまだおののいている。
私だって…。ぐぇ。
どうしよう?どうしたらいい? このままにしておけない。
ぽたぽたと落ちてくる、うじ虫。 あたり一面の悪臭。
遠い場所で仕事中のダーリンに電話をかける。 「ああ!!何とかして!」
電話の向こうのダーリンは、笑っている。 「隣のおじさんに頼めよ」
そう、今日はダーリン飲み会で、お泊りの日だった。
「おじさんに頼むの?あんなのとってもらうの?」
ダーリンに言ってもどうしようもないことくらいわかっていた。
息子に 「あんただけが頼りなんだからね。」 とすがるような目で言った。
「僕だっていやだ。気持ち悪い。」
そりゃそうでしょ。 お母さんだって気持ち悪いよ。怖いよ。吐きそうだよ。 でも、でもこのままにしておけないでしょ。
ああ…でもやっぱ、無理だ。
隣のおじさんの家に駆け込んだ。
「おじさん、ちょっとお願いします。」 「なんじゃ?」 「あのぉ、臭いがして変な液体が落ちてて、虫が落ちて、見たら獣が……。とにかく来てください!!」
すがる目つきで、おじさんに頼む。
おじさんは駆けつけてくれた。
はしごをかけその場所を覗いた。
「こ、これは!!」
おじさんは勇敢にも、それを見つけた。
「何かで引っ張りださなくては、狭すぎて届かない。」 そういって長いくわのようなものと段ボール紙を携えた。
何をするのか???
そう。おじさんはその腐乱した獣をかきだそうとしている。 そのうちにおじさんの息子と息子の嫁さんとその子供達までもやってきた。 みんな悪臭に 「うっ!!」
「これはかなり腐っている。」 そういってかき出した。 それは、私の目ではどんな獣か想像つかないものだった。 ただ毛だけのような…。
「ウサギだな、野ウサギのようだ。」 かき出しても次から次ぎへとでてくる、うじ虫。
冷夏といわれた今年の夏。 急に蒸し暑くなった昨日今日。 そのせいで、屋根の上で死んでいた獣は腐り果ててきたわけだ。
朝、落ちていたものは、その腐乱した液体(ぐぇ〜〜〜)だったのだ。
今日のこのくそ暑さでどんどん腐乱し、うじ虫がわき落ちてきた。
恐ろしい!!
しかし考えてみれば、この時点で気づいて本当に良かった。 万一、お風呂に今から入ります、と言う時だったなら? 服を脱ごうとしたときだったら? お風呂上りだったら?
きゃ〜〜!!
まるで昔観た、外国の怪奇映画のようだ。
天井から滴り落ちる血…確かそんな怪奇映画があったよな。
裸の体に滴り落ちる黒い液体とうじ虫………。 ぐぐぐぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
隣のおじさんと息子のあきちゃんは必死ですべてを取り除いてくれた。 腐乱死体もうじ虫も。
おまけにファブリーズも思いっきりかけておいてくれた。 扇風機まで回してくれた。 (我が家では今年は一度も扇風機が要らなかったはずなのに…こんなことで使われるなんて)
「もう大丈夫でしょうか?」 との私の問いに 「1匹2匹まだうじ虫はのこっとるかもしれん。おちてくるかもな。」 「1匹2匹ですかア(^^;。」 「でももう腐乱死体は無いから…」 「はぁ。。。。。」
隣のおじさんたちのおかげでとにかく何とかなった。
臭いはいまだ漂っている。
「おまえのところの猫が(多分)つれてきたんだろう」 とおじさん。
隣の家族は帰っていった。
真夏の夜の悪夢。
とにかく終わった。 すべては終わった。 雑巾がけをした。
臭いはまだ残っている。
こんなお風呂入りたくない。 でも体中が臭いような気がする。
やはりお風呂に入りたい。 身を清めたい。
私はお風呂へ入った。 おそるおそる。
体中を思いっきり洗った。 髪の毛も顔も。
湯船につかり、漂う臭いに戸惑いながらもほっとした。
お風呂から上がり、体を拭き、服を着替えた。
ふと足もとを見たら
虫が1匹、うごめいていた。。。。。
2003年08月21日(木)
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