ちゃーむす日記
ちゃーむす



 

うちの近所のある家では、ウコッケイを飼っている。
ずいぶん前から気になっていたが、そのオリの中には、鳩が1羽紛れ込んでいた。
なぜそんなところに、鳩がいるのか?
何かの拍子に入り込み、出られなくなったのだろう。
大空を飛ぶはずの、鳩なのに、狭い狭いオリの中で外をいつもうかがっていた。
ウコッケイ達にいじめられていたかも知れない。
(いつか、こんなオリから出してあげるね。)
いつもそう思っていた。
オリの前を通るたびに思っていた。

ある日。。。
ダーリンが私にこういった。

ダーリン「鳩の夫婦ってね、相手が死ぬまでずーと一緒なんだよ。」
私「本当?そういえば、鳩っていつも2羽一緒にいるよね。」
ダーリン「ただし、どっちかが死んじゃうと、又別の相手を見つけるんだ。」
私「ふーん。(素晴らしきかな、鳩の夫婦愛!!)」
ダーリン「でね・・・。」

ダーリンいわく・・・
いつも仕事から帰ってくると(夜遅いです)例のオリの前に一羽の鳩が来ている。
それは多分、オリの中に入り込んでしまった鳩の相手らしい。

オリの中と外。
この鳩達は、毎日何を考えているのか?
自分達の状況をわかっているのか?

ダーリンはそのウコッケイの飼い主に、オリの中の鳩のことを話した。
するとそのウコッケイの飼い主は
「じゃあ、その毎晩来る鳩も食べてしまおう。」

な、なんと!
オリの中の鳩は、誤って入ってしまったのではなく、捕らえられて入れられたのだった!
なんと言うこと・・・その哀れな鳩は食用のために捕らえられたのだった。
そんなこととは知らない、オリの外の鳩。


なんだか・・・私の胸は切なくなってしまいました。


その後も、オリの前を通るたびに大空を飛べないその鳩を見ます。
なんだか、やせてきたような気もします。

あの鳩はもう2度と大きく羽を広げることは無いのでしょうか?

もう1羽の鳩は今日もまたやってきたのでしょうか?

連れあいに会いに・・・・。





2003年06月18日(水)
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