狭量リザーブ。

雑音振り切って晩冬。
探す白い窓は狡猾に霞み。

蔑んだ陽射しからは至上の謝意を。

上昇遮って奉納。
零す温い雲は清冽な依存。

綻んだ歳月までも遺漏なく故意と。

客観と両腕との咬合に満たず少量。
血肉の空ろに言葉もないなら。

見知らぬ空き箱に入れて。

零と壱の綴れ織。
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