にっきちゃん。

2002年09月16日(月) Nさん・・・。

先日、トイレで精神状態が通常でないため、
過呼吸に陥ったあたしの慕う先輩と、それに対してした会社の処置
などを書きました。

読んでいただけましたでしょうか。



今日はその後日報告です。

今日、いつものように予約センターの席に座っていると、
うしろからぽん、ぽん、と肩を叩く人が。
振返ると、いつものように着物を着てニッコリ笑う
その先輩、Nさんがいました。

「この間はありがとう。」


この間見たあの姿とは180℃違った、いつもの冷静でおだやかで、
優しく微笑むその人でした。

「あ、Nさん・・・!!」

あたしは、あの日以来Nさんを見かけておらず、ずっとずっと気がかりでした。

Nさんは優しく静かに微笑みながら続けて言いました。

「あの時そばにいてくれたのがあなたでよかった。もう、大丈夫だよ。」


・・・Nさん。
あの時泣き叫ぶNさんをずっとずっとさすって抱きしめて、
ただそれだけで何も言葉を交わせなかった。
いや、Nさんは誰とも話を出来る状態でなく、
誰も受け入れられない状態だった。


だけど、あの時隣にいたのが私だと知っていたんだね。



ねぇ、Nさん。

Nさんは今、どう毎日を生きているの?
あんなになるまで、そしてあんなになって、
それまでの、そしてあの時の、そしてあれからの毎日、
どんな気持ちで生きている?


・・・たくさんたくさん気持ちが溢れた。
でも、何一つうまくいえなかった。

あたしはただ、「あの時ありがとう」

といつものように静かに微笑んでいる目の前のNさんを見て
心がパンクしそうだった。


あたしは、彼女のタメに、何かできたのだろうか。
・・・後悔でもない、歯がゆさ・・・?心配・・・?
力になれていないであろう自分・・・?なに・・・?



・・・あたしはただただ、彼女が心から幸せで、穏やかな日々を送って欲しいと
100%願っている。
本当に強く強く。



そんな時、目の前のたくさんある予約カードの一枚が目にとまった。

「N家、O家、両家顔合わせお食事会」―――


それはNさんと、結婚相手のおうちの顔合わせの為の食事会の
予約が記されたものだった。



Nさん、結婚するんだね・・・。


あたしは心からホッとした。


彼女を、支えてくれる人が、いるんだと。
彼女は一人じゃないんだと。
とても嬉しかった。
本当に嬉しかった。



あたしがこんな気持ちを抱いていること、
何かの前進になるかどうかはわからない。


あたしの人生に、彼女の人生に、それぞれの前進に、
かすりもしない感情なのかもしれない。

だけど、どうしようもなく
あの日の彼女と、今日の彼女、そしてあの予約カードが
頭に響いて心に響いて

今日はまだまだ、眠れそうもない。



Nさん。
思いきり抱きしめたい。


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綾 [MAIL]

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