先日、トイレで精神状態が通常でないため、 過呼吸に陥ったあたしの慕う先輩と、それに対してした会社の処置 などを書きました。
読んでいただけましたでしょうか。
今日はその後日報告です。
今日、いつものように予約センターの席に座っていると、 うしろからぽん、ぽん、と肩を叩く人が。 振返ると、いつものように着物を着てニッコリ笑う その先輩、Nさんがいました。
「この間はありがとう。」
この間見たあの姿とは180℃違った、いつもの冷静でおだやかで、 優しく微笑むその人でした。
「あ、Nさん・・・!!」
あたしは、あの日以来Nさんを見かけておらず、ずっとずっと気がかりでした。
Nさんは優しく静かに微笑みながら続けて言いました。
「あの時そばにいてくれたのがあなたでよかった。もう、大丈夫だよ。」
・・・Nさん。 あの時泣き叫ぶNさんをずっとずっとさすって抱きしめて、 ただそれだけで何も言葉を交わせなかった。 いや、Nさんは誰とも話を出来る状態でなく、 誰も受け入れられない状態だった。
だけど、あの時隣にいたのが私だと知っていたんだね。
ねぇ、Nさん。
Nさんは今、どう毎日を生きているの? あんなになるまで、そしてあんなになって、 それまでの、そしてあの時の、そしてあれからの毎日、 どんな気持ちで生きている?
・・・たくさんたくさん気持ちが溢れた。 でも、何一つうまくいえなかった。
あたしはただ、「あの時ありがとう」
といつものように静かに微笑んでいる目の前のNさんを見て 心がパンクしそうだった。
あたしは、彼女のタメに、何かできたのだろうか。 ・・・後悔でもない、歯がゆさ・・・?心配・・・? 力になれていないであろう自分・・・?なに・・・?
・・・あたしはただただ、彼女が心から幸せで、穏やかな日々を送って欲しいと 100%願っている。 本当に強く強く。
そんな時、目の前のたくさんある予約カードの一枚が目にとまった。
「N家、O家、両家顔合わせお食事会」―――
それはNさんと、結婚相手のおうちの顔合わせの為の食事会の 予約が記されたものだった。
Nさん、結婚するんだね・・・。
あたしは心からホッとした。
彼女を、支えてくれる人が、いるんだと。 彼女は一人じゃないんだと。 とても嬉しかった。 本当に嬉しかった。
あたしがこんな気持ちを抱いていること、 何かの前進になるかどうかはわからない。
あたしの人生に、彼女の人生に、それぞれの前進に、 かすりもしない感情なのかもしれない。
だけど、どうしようもなく あの日の彼女と、今日の彼女、そしてあの予約カードが 頭に響いて心に響いて
今日はまだまだ、眠れそうもない。
Nさん。 思いきり抱きしめたい。
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