思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年11月14日(木) あまったれるな!

昨日、夜10時半頃になって、
娘が「明日しゃぼん玉がいる。」と言い出し、また腹が立ってしまった。
どうしていつもいつもこう夜遅くになってから言うんだろう。
学校から1時半に帰ってきて、確かにその時は私はまだ仕事先で家にいなかった。

携帯に電話してきて、
「いつ帰る?」
「まだ打ち合わせ中だからあと30分くらいかかるけど、誰かと遊ぶ約束したの?」
「ううん、今日は遊ばない。」
「だったらママが帰るまでマンガ読んでたら?」
「うん、そうする。」
と会話していた。

何か必要なものがあるなら、忘れないうちに書き置きをしろ!と言ってある。
必要なものが書かれたプリント類や、書き置きは、私のパソコンデスクの目立つところに置いておくようにしてもらっている。

2時に帰ってくると、息子はもう遊びに行っていて、娘だけ家でマンガを読んでいた。
しばらくして、一緒に計算マスターをやり、お弁当を作り、塾の準備をさせる。
息子が帰ってきて歯科に連れてった。

2時から3時間の間、ほとんど二人っきりで会話したりしたはず。
明日の準備は?
なんて会話もここでしていた。
それなのにどうしてその時言わないんだろう。

私は娘を責め立てる。
娘は申し訳なさそうに「ごめんなさい。」とつぶやく。

そんな事言われたってこっちの気持ちはおさまらない。

「思いっきり蹴らしてくれたら許す」
口先だけで手も出さないので余計ストレスになる。
「ボサっとしてないで早く支度しろよ!」

外に連れ出しコンビニ巡りし、
言葉1つ交わさず、スタスタ歩いていく私を後ろからやっとこ追っかけてくる。
腹が立って腹が立っておさまらない。

子供はわかっている。
どんなに怒ってても、どんなに困らせても、ママは私のためにどうにかしてくれる。
そう思っているのか?

うちの周りにはコンビニがたくさんある。
5分圏内で、軽く7軒くらいある。
片っ端から入って探せば、しゃぼん玉の1つや2つあるだろうとは思っている。

でも、当たり前のようにある、と思われるのはシャクだった。

1軒入って見つからず、2軒目まで歩かせる。
「自分のことだろ。自分で探せよ。」

ああ、どうして私はこんな言葉遣いしてるんだよ。
もういい加減自分が壊れてしまいそうだ。

娘は、次のコンビニめがけて走り出す。
入ったって明後日の方向で探している。
アホか、こいつ。

おもちゃの棚で1個だけ吊されてるしゃぼん玉を見つけ、
ほとんど言葉も交わさず、目で「ほれ、あるだろ。」と言う。
娘がそれを手に取り、レジに出して心配そうに私を見る。
私が財布からお金を出し、おつりを受取り、娘がしゃぼん玉の入った袋を受け取る。

きっと娘はほくそ笑んでいる。
その顔が見たくないからまたスタスタと歩いて行った。

「二度とこんなことをするな。」
家に入るなり私は無視した。

「ごめんなさい。」
と謝り続ける娘。


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