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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2005年10月10日(月) 映画は所詮スポンサーか

先日オススメ紹介した「サマータイムマシン・ブルース」ですが、
興行収入はいまひとつだったらしい。
いや、勿論ミニシアターの中ではかなりの動員をしたのだけど
やはり大手映画館などの観客数には遠く及ばない数だそうな。

これってどう捉えればいいんだろう。
私が見に行ったのは平日の昼間。そこにいた観客は20人もいなかった気がする。


同時期に公開された同じように邦画の『容疑者 室井慎次』や『NANA』などは
CMの数もハンパではなかった気がするし、
そもそも私が口コミでオススメしたところで「何その映画?」という反応ばかりだ。

要するに“知らない”のである。

この3ヶ月で見た『皇帝ペンギン』『魁!クロマティ高校 THE MOVIE』『サマータイムマシン・ブルース』は
ほとんどの人が公開を知りませんでした。
どういうことなんだろう。


これだけ情報社会だなんだと言われる現在でありながら、
手に入る「情報」は偏ったものばかりなんだなあ、と感じてしまった。

未だに見られずにいる『クジラの島の少女』とか言い出しても誰も
わかっちゃくれねえんだろうな(泣)

余談だけど、今映画館の運営っていうのは火の車だというのはよく聞く話。
映画本体の料金ではほとんど経営は成り立たないらしく、
お菓子・ジュースの収入がかなり大事だそうだ。
だから現状として確実にヒット出来るモノを集める傾向が強いらしい。
ちょっとした冒険が出来ないらしい。
それゆえ、既にヒットしたマンガや小説なんかを映画化するという動きになるとのこと。

これって…つまんねえよな。
(厳密に言えばSTMBもヒットした演劇作品ではあるが、規模が違う)

そんな現状の中で
ホテル・ルワンダの日本公開を求める会の動きはかなり注目していた。
世界的に評価の高い『ホテル・ルワンダ』をなんとか日本で公開したい、という有志が集まり
結果、日本公開が決定したので、それは良かったと思うのだが
これが果たして興行収入に繋がるのか?というとこれは完全未知数だと思う。
現時点では東京での公開のみだし。個人的には注目していきたいと思う。


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