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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2004年07月29日(木) 2004夏 青春18きっぷ旅行記 5日目(最終日)

  奈良井08:31───10:00中津川10:16───10:41瑞浪10:50─
──11:41名古屋12:08───13:16亀山13:44───15:00加茂15:06─
──15:11木津(以下略)

 いよいよ最終日、朝は6時半に起床、やっぱり畳は良い。ぐっすり眠ることができた。朝は先日の民宿と同じく味噌汁や味付海苔がついた純和食である。量はたくさんあるのにやっぱりもりもり食べられる。時間の余裕があるのはすばらしいことだ。通勤前の朝食なんてホント喉を通らなくて、ひどい時には牛乳を飲むだけだったりするのに。仕事をしてるとリラックスできないってことなのかな。

 電車の旅出発の前に少し時間を作って、奈良井宿の散策に出る。ここは1978年に古い町並みを残すように決めたらしく、住みながらも原型を残すべく日々がんばっているようだ。これは大変なんだろうと思う。湧き水もあるし、ごくごく飲んでしまった。すぐそばには国道19号線が走っていて、道の駅も設けられている。そこで観光収入の一部を得ているの(かもしれない)だろう。古いものを残すには金がかかる。最近の旅行は安上がりで済ませようとする人がとても多い(俺含む)けど、それを続けていると「本当に良いモノ」は残らなくなってしまうんじゃないだろうか?と18きっぷ使いがそんなコトを考えてみた。18きっぷは安さも確かにあるけど「自由度の高さ」が好きなんだな。なくなったらなくなったで別の手段を考えるさ。

 あとは大阪に戻るのみだ。明日からはまた仕事だなーァ、はあ。現実に戻るのはもう少し先にしよう。宿の人にあいさつをして、8:31に奈良井出発。中央本線でワンマンカーっていうのはすこぶる意外だ。2両編成で1両目の後ろ側扉から乗るという例のアレだ。中央本線でも、このあたりは最も利用者が少ない区間なのだろう。4人座りの席の向かいに来たおばあちゃんは、靴を脱ぎ正座になった。聞くと、そうしたほうが楽なんだって。あまり人の動きがないまま中津川駅着。

 次の列車に乗り換えるのだが、セントラルライナーとかいうヤツらしい(中央線だけに)。車内放送を聞くと、この列車はなんと乗車整理券で310円を取るというシロモノらしい。車内を見てみても新快速とイメージはあまり変わらない。リクライニングシートでもないし、310円払う価値があるのか?いや310円が惜しいワケではなく価値があるのかという意味であり。時刻表を見ると、名古屋へ早く着いたところで先の関西本線で亀山行きの列車はない。四日市止まりの列車はあるけれど、途中下車のメリットはあまりないように感じられた。ということでセントラルライナーで無料区間の瑞浪まで進み、そこから始発の普通列車で行くことにする。それでも20分遅れる程度だ。瑞浪発の普通電車は予想通りロングシート車。都市に向かう列車の場合、大抵はうたた寝状態に入るのだが、昨日ぐっすりと寝られたので目が冴えている。とりあえず外をながめてボーッとする。

 高蔵寺からはいよいよ都市部突入といった感じで人が増えてきた。名古屋に到着すると異様に暑い。次に乗る電車はまだ来ていないので駅の外へ出て旅行パンフレットを物色する。今年は山形旅行がデスティネーションキャンペーンつーことで注目されてるけど、俺は東北方面を行ったにも関わらず山形県には入ることすらなかったな。

 名駅発亀山行きの列車は2両編成ワンマンカー。乗車率はそれなりに高い。個人的にはこの区間はあまり見所が無いと思っているので本を読んで時間をつぶす。約1時間ほどで亀山に到着して、30分後に出る次の列車を待つのだが、駅員に聞くと折り返し運転で発車直前にしか列車は来ないらしい。恐らく1両編成の車両が来ると予想されるので、早いうちからホームに並んで到着を待つ。外でジッとしているのは暑いぞチクショウ。やってきた車両は予想通り1両編成。こういう状況を見ると、JR東海とJR西日本を意識の違いが出てるように感じられる。この路線は1両編成でまかなえる程度の需要なのだろうか?途中で立ち客が多く出てくるので、充分だとは思わないのだが。会社ごとの都合でもあるのだろうか。

 ここまで来ると、乗り合わせる学生の方言が関西になり、「ああ、帰ってきたんだな」と実感出来る。それにしても女子高生のスカートの短さは全国共通だなあ。それでも、田舎に行くにつれて短い人の比率が高かったように思う。お前はチアガールでも目指しとんのか?というような子の多いこと(ってお前は旅行中何を見てたんだとか言うな)。

 終点・加茂駅の手前、笠置駅に到着。ここまでくるといよいよこの旅も終了間際だ。それにしても、小さい頃は笠置に行ったことって大冒険だったように思ってたのにな。大人になると価値観が変わってしまうんだな、悲しい。「次は〜終点かもー、かもです。」あやふやなのに2回も言うなよ(笑)。


<終>


───
といった感じで今回の旅は終了です。正確にはこの続きが
あるにはありますが、ほぼ日常生活に戻っているので割愛します。

昨年は4日間、しかも1日目は夜行列車に乗るためだったので実質3日間。
今年は充実してましたなー。ただ、出会う人が少なかったかも。
「誰かに会いに行く」という目的はありませんでしたからね。

でも、なんか「青春18きっぷ旅行記」なのだろうか、と個人的には
ちょっと疑問を感じますね。追々98年・99年の旅行記もアップしようと
いう考えはあるんですけど、その文書データが行方不明で…ああ。


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