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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2002年07月02日(火) 日本てのは本当は温かい国のはず

 昨日の天気予報通り朝から雨が降り続いているのでヒッチハイクはやめにして、バスを利用する。バスの時間を確認すると、15:15発とのこと。予約した時はまだ9時過ぎだったので、およそ6時間ほどこの小さな町で時間をつぶさなければならない。

 とりあえず雨が止むのを待って、10時にVisitor Info.まで移動。そこの受付でバックパックを預かってもらう。隣に図書室があって、軽く内部を見回していたら、つい足を止めてしまった。それほど大きな図書室でもないのに、明らかにふさわしくない巨大な“ひな壇”が飾られていたのだ。注意書きがあって「Minori Lions Club(みのり?ライオンズクラブ)」から送られたものらしいが、“おひなさま”と書きたいはずなのに“OHINASANA”・・・「おひなさ」と書かれていた。

 みのり?その名前は初めて聞くけど、どうやってこんな大きなひな壇を運んだかはともかくとして、何故こんなものがこんな小さな町の図書室にあるのか?どうしても知りたくなってしまった。けれど冬休みということもあってか、図書室の従業員の人たちは子供たちの相手をしてて手が離せない様子だ。

 もう一度Visitor Info.に戻って詳細を聞いてみる。俺のつたない英語力でわかったことは、ここStratford Lions Clubのメンバーの一人が日本を旅行した際に、東京から2時間ほど車で北に行ったところにある“Minori”という町か村かのLions Clubを訪問したという、それがおよそ8年前。それ以来、Minoriの町とStratfordの交流が続いているらしく、それぞれの町民がお互いの町を訪問することがあるのだとか(後日そこの役所に問い合わせて確認済み)。

 それでその縁から2000年にこの町に大きなひな壇をプレゼントした…俺の解釈が正しければそういうことになる。経緯を聞いて改めて感じたことは、日本のガイドブックなんかには絶対載らないような町にもしっかり日本との繋がりがあるのはすごいな、と。なんか感激してしまった。

 その後近くの本屋でハガキを買って、再び図書室に戻り日本に向けての手紙を数枚書いていると

「日本のドコから来ますか?」

という不思議な日本語が聞こえてきた。何だ?と思い横を向くと、さっきから横に座っていた女の人(明らかに日本人ではない)が俺に話しかけてきたのだと理解した。その変な質問に答える前に
俺は「え、日本語喋れるんですか?」と聞き返してしまった。
「はい、少し…」と答えを聞いて、この人は日本語を勉強している最中なんだろうな、とか思いつつさっきの質問
俺「あ、大阪です」
「私行ったことないなー」
俺「日本に行ったことあるんですか?」
「はい、3回ほどね」

いやーあ驚いた。この地で2度も日本との接点を得ることが出来ようとは。色々話を聞いてると、彼女はKatrinaという名前で、日本では“りな”と呼ばれていたそうだ。群馬の川(名前忘れた)でラフティングを教えているとのこと。日本の友達の喋りを覚えているから少し変な日本語だけど、充分会話できるくらいのレベル。けど本格的に勉強してないから文字はほとんど読めないらしい。不思議な感じだ。日本の文字は難しいんだろう。発音が全然違うのに「わ」「れ」「ね」とか「め」「あ」「ぬ」が似ていたりするし。彼女はシンガポール・イギリスなどなど英語圏の国にはいくつか行ったことがあるらしいが、「言葉がそのまま使えるからつまんない」と言っていた。俺の発想だと、一つの言葉でいろんな国に行けるから便利なのに、なんて思ってしまうけどな。そんな感じで彼女としばらく15分くらい話しこんでいた。

 昼飯だといって彼女が出ていったあと、俺も外へ出る。朝から降っていた雨は完全にあがっていた。ここStratfordの地名の由来は、Stratford-upon-Avonというイギリス内の2〜3万人くらいの小都市からきていて、Shakespearシェークスピアの出身地らしい。なぜその名前をとったのかはわからなかったけれど、この町の通り(street)の名前が著作の出演者の名前にちなんでいるのだ。これはLonely Planetのガイドブックに載っていた情報なのだが、ここに来たもう一つの目的がそれらをカメラに収めることだった。

 昨日泊まったところがあった通りの名前が“Romeo Street”。それならば、この近くに必ず“Juliet Street”もあるはずだと思い、昨日Visitor Info.でもらった地図を見てみると確かに存在していた。Romeo St.が横に、Juliet St.が縦に走っているのだが、意図しているのかどうかは知らないがその2つのstreetは互いに行き止まりになっていて、交差することはない。なかなかシャレているじゃないか。余談だが、この町の中心を通る道の名前は“Broad Way”。

 そういう場所を写真に収めているうち、バスの時間が来てしまった。宿のオーナーはそれほど愛想が良くなかったが今日会った人たちは皆親切でうれしかった。昨日通ってきた道をバスで引き返し、Wanganuiへ到着。近くの"Tamara Backpackers"に宿泊。

 昼間歩きまくって疲れてしまったのでスーパーマーケットに買い出しにも行かず、ごはんと具なしラーメンで晩ごはん終了。一緒の部屋にいたRyoichiはこの宿の掃除を手伝っているらしいのだがどうやらギターを持ってきているようなので少し演奏させてもらって音楽話で盛り上がった。明日も雨か…頼むからスッキリと晴れてもらいたいものだ。


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