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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2002年06月29日(土) 雨のWellingtonで考えた

 Wellingtonに来た目的は、NZ最大の博物館&美術館である“Te Papaテパパ”を訪れるためである。旅の途中「WellingtonはTe Papa目的だけで行ってもイイかもよ」という情報をもらっていたし、もっとも、ワーキングホリデー始まってすぐのホームステイ先でも「Wellingtonに行くならTe Papaには行っておきなさいよ」と言われていたので、結構楽しみにしていた。

 そのTe Papaなんて所詮、国が管轄していて入場無料、一部の施設で別料金を取るって程度のものだから、大したことはないだろうとタカをくくる。

 しかしその発想は、税金の使い方が思いっきり変な日本の政府を見てきているからであることが思い知らされた。もう、ハンパでないくらいデカイ。

 今まででもあまり博物館なんて行くことなかったけど、日本で見るそれよりも2〜3倍はありそうだ。何たって5(6?)階建てで、しかもそれぞれの階層の面積が広い。あまりに展示されている数が多すぎてほとんど覚えてないけど、一番印象に残ったのは“コンビーフの缶”を何個も使って作った牛の像。なんというジョークだ。全部くまなく歩き廻ったら平気で2時間経ってしまっていた。英語で説明書きされているから深く読んでいないし、現地の人がじっくり廻ったら3日くらいかける必要があるかもしれない。でも、これほどのでかい施設が原則無料で、寄付のみで成り立つのだろうか、といささか気になってしまった。俺ってばおもいっきり日本人気質。

 出ようとして階段を降りると、何やらマオリの歌が聞こえてくる。ハモリつきだ(当然だ)。かなり練習を積んでるんだろうなと思って歌っている場所まで足を運ぶと、これがみんな若い子(高校生くらい)ばっかりなのだ。これがもし日本なら、「やってらんねーよそんなモン!」と大半の人は投げ出すかもしれない。これは…親の代・それ以上の先祖に対して誇りを持っているからこそなのかな、とも思える。

 今日の天気は一日中雨らしい。そうなると本当に何事もやる気が失せる。大きな図書館に移動して(それにしてもドコに行っても図書館には行ってるナ)、『フットロットフラッツ(Foot Rot Flats)』というNew Zealand独自の4コマ漫画の日本語訳された本を読む。ちなみにここにはなぜか『じゃじゃ馬グルーミンUP!』の漫画が置かれていた(全巻ではなかったが)。

 この街は風が強いと言われているのだが、今日に限っては風よりも雨のほうがよっぽど強い。ほとんど歩きまわれていないので、ここでの滞在を延期することにした。次の行程はどうしようか。Wanganuiワンガヌイ?Taupoタウポ?New Plymouthニュープリマス?何しろ北島は、道路は多いくせにバスがかなり少ないため、車を持っていないと選択肢が格段に減る。行きたい場所が多いと、引き返しをしないといけないから交通費も余分にかかる。何とかならんか。



 話は変わるが俺は以前、彼女が全然いないということを話してた時に、とある同年代の女性に「モテそうなのにねー」と言われたことがある。まれなことだが、似たような状況が3度はある。そして今日も言われたのだ。こういうことを言われる俺って一体何や?と非常に疑問に思う。

 そんなことを言ってしまえる女性は、「モテるんだから私は釣り合わないな」なのか「モテるかもしれないけど私はお断り」なのか、はたまたそれ以外か。いずれにしても、俺がアプローチをかけようとする以前に誘いを断られた形になる。

 そして、その言葉の使い方も気になってしまう。なんで「モテそう」なんだ。仮に「モテるでしょ?」と問われるなら「いやーそんなコトないっすよ」と返されるのがオチだと思っているからか?言われてその時は悪い気分はしないけど、後々考えると“訴えたいこと”がわからなくなる。モテそうとか言うなら俺の彼女にでもなりなさい。座席は空いてるよ!


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