French Wolf の日記
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2004年03月13日(土) 出張 4 日目


土曜日。

仕事は一段落。朝市に出かけた。朝 5 時過ぎから徐々に賑わいを見せ始めたフリー・マーケット。新鮮な野菜、魚をはじめ、BBQ、T シャツ、タンクトップ、民族衣装、CD・DVD・ビデオさまざまなものを取り扱う素人 (中には玄人もいるのだろうが) 商人が軒を連ねていた。しかも駐車場でたとえるならば 1000 台くらいは収容可能な敷地でピックアップ・トラックの荷台やテントを張り競い合うような巨大市場が繰り広げられていた。

ちょっとしたお土産を買い、朝 7 時にはまたホテルに戻った。今日は帰国の日でもある。悠長に過ごしてはいられないというわけで、荷物の整理。来るときはバックパック一つとウェストポーチ一つという軽装だったが、本やお土産などあっという間に荷物は膨れあがっており、いくら事前に「衣類圧縮袋 (布団圧縮などでお馴染みの真空技術を採用し、手軽に袋の内容物を圧縮するからくりだ)」に買い込んだとはいえ、これでも対応には限度がある。結局もう一つ機内に持ち込みできるサイズ (これまたビジネス・クラスだとかなり寛大な取り計らいを享受できるものだ!) のキャスター付きバックパックを新たに購入。これを物色している最中、Zippo ではないターボライター、しかも Lancer 製のものと目が合ってしまった。ぶっちゃけた話、ライターの方が高くついたのだが、かなり豪華な代物で気に入ってしまったのだ。

昼ご飯は例のビュッフェ・レストランで済ませることにした。アジアン・フェスティヴァル (正確な名前は忘れてしまったが) のようなことをしており、アジアの料理がところ狭しと並べられていた。特に印象的だったのは、カレーである。ベースとなるソースはグリーン、インディアン、ココナッツ、レギュラーといった 4 種類が用意されており、これに野菜 (ブロッコリー、にんじんなど)、エビ、チキン、ポークの具材がある。すぐ奥には料理人が待ちかまえており、その場で自分好みのカレーをオーダーし、調理してくれる様子を見せてくれるというスタイル。大学生の頃、学園祭で毎年タイカレーを食べていたことを思い出し、グリーンのソースを選択。おそらくインディアンではなくこれでタイカレーに近づくだろうと思ってのことだ。具には野菜、エビ、チキンを入れてもらって、その場で仕上げていただいた。グリーンだけはソースが緩いため、スープ皿に盛りつけ。懐かしい味を楽しむことができた。

その後空港までシャトル・バスで送ってもらい、空港ではビジネス・クラスならではの VIP ラウンジでゆったりとしたひとときを過ごす。確かにエレガントなのだが、愛煙家の自分としては喫煙所がないのが残念。世界の VIP に喫煙者はいないということだろうか。

一路日本へ。離陸間際になってエンジン・トラブルが発生。非常警告灯がついているとのことで出鼻をくじかれたものの、疲れ切っていたのだろう、寝ていたため修理・確認作業にどれくらいの時間がかかったのかもよく分からなかった。

定刻よりも 5 分ほど早く到着。預けた荷物はなかったため、すぐに到着ロビーまでたどり着くことができた。友人が途中の駅まで迎えに来てくれるということだったので、電車に乗り込んだ。

夜は焼き肉・・・言うまでもないだろう。毎日のように BBQ を食べていたというのに日本の焼き肉が恋しくて仕方ないというのも妙な話かもしれない。まぁ、こんなことは俺だけだろうが。



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