French Wolf の日記
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2003年09月14日(日) 海、万歳!


日曜日。

今日から火曜日まで地元ではお祭り。これが意外と知られていないことかもしれないが、かなり大規模なもので関東地方津々浦々からヴィズィターが訪れるというではないか。

もっとも俺はそういった祭り騒ぎが嫌いなため参加するつもりはもちろんないし、見物もしない。というわけで、いくら地元民から非国民 (より的確には「非市民」の視線でプールのおばさまに蔑視されることになろうが) となじられたとしても無関心さに変わりはない。朝一番で「すき家」で「大辛牛丼特盛セット」を頼んでいることからも一目瞭然 (?) だろう。

それにしても暑い。この祭りでは例年天気が悪いことで有名だったのだが今年に限っては、気温が高いことのみが難点で雲一つない (暗喩である) 晴天。俺の日頃の行いに感謝してもらいたい。というわけで、やはり祭りには関心がないため、車で小一時間程度の海に出かけた。9 月過ぎ。よくお盆過ぎにはクラゲが発生するというが、この暑さであればクラゲもおとなしくしているだろうと出かけたのだった。

波は穏やか。シーズン中は駐車料金もとられる海水浴場だが、9 月ということもありサーファーはかなりいらっしゃったがそれでも夏休みの比ではない。無料で車を泊めることもでき、しかも割と沖合まで泳いでいけるほど穏やかな海だったのだ。ライフガードのみなさんには感謝している (といっても直接おぼれかけてお世話になったことはないから、尊敬している、という方が適切か) が、彼らは事故を未然に防ぐに当たってブイが浮かんでいる沖合までも自由に泳がせてくれない。が、今回は自己責任と言うことで思い切り泳ぐことができた。一点恐ろしかったのは、サーファーのみなさんだ。

波打ち際から 30m 以上沖合にはもう波は見えない。サーファーの目当てはビッグ ウェイヴであることはほぼ間違いないだろうから、必然的に波が崩れる地点に集中する。一方俺は、多少泳ぎの経験は積んできたものの誰もいないオフショアで優雅に泳いでいられるほどの自信はない。したがって、最悪の場合近くのサーファーが助けてくれるような場所でポチャポチャと泳ぐことになる。つまりは、サーファーが波を待ちかまえているところで俺が泳いでいるという構図ができあがる。むこうからしてみれば迷惑なのは俺なのだ。海水浴のシーズンは終わり、ライフ ガードもいない今、水着とゴーグルだけで泳ぎ回っている俺の方が、俺にとってのサーファーの存在よりもはるかに邪魔になる。

いずれにしてもこれといった危険もなく、無事に 1 時間程度海である程度きちんと泳ぐことができた。これはこの夏初めてのことだ。感動。プールと違ってバタフライで泳いでも俺が立てる水しぶきで隣の背泳ぎのおばさまの息継ぎで不本意な飛沫を及ぼすこともない。まぁ、ときには思いがけぬ深みにはまってそこから抜け出すのに苦労したこともあったが、それにしても泳ぐことを習っておいてよかったと思った。

非常に楽しめた。まさか 9 月中旬にして海水浴とも考えたが、クラゲにも遭遇せず本当に楽しかったのだ。

夜はその興奮さめやらぬままカラオケ。歌の得点も悪くなくて当然といったところだろうか? 苦笑。



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