French Wolf の日記
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2002年05月04日(土) 寿司職人の見習いになれる? エビの皮むきはマスターしました (たぶん)


土曜日。

今日は例の身内の宴会@我が家である。俺はそもそもその宴会の主旨とは無関係であるため、元寿司職人のスタッフに用意を任せた。朝から買い出し、準備など忙しい。

ただ、風邪を引いたらしいのである。いつもと同様、のどが痛くなり、大変である。また鼻水が止まらない。ポララミンが手元にあればすぐ対処したのだが、あいにく祖母の実家で下ごしらえの手伝い (邪魔? という説もある) をしていたため、鼻水を軽減する手だてがなかった。やむをえず、のどに直接スプレーして炎症を抑えるタイプのもので我慢することにした。これが、ひと噴きするだけでもかなりのどにひどい痛みが走る。それだけ炎症が進行していたということだろうが、とにかく薬で治癒または治療されていると思うだけで満足してしまう。痛いのに変化はないのだが。痛い痛いとわめきながら何度もぷしゅ〜、ぷしゅ〜とスプレーしているのをスタッフに見つかり、「ひょっとしてキャップ (オフィスではそういうことになっている俺) は、マゾっすか?」だとさ。笑わせていただきました。マゾではありません。

準備も佳境というところで、そろそろ昼食に。食べに出かけてもよかったのだが、もう面倒になってしまい出前を頼むことにした。電話の近辺で一番目のつく場所に置いてあった『大番』なる店から、カツ丼、チャーハン、ラーメンを注文。電話をしたと思ったら、すぐ毎度〜の声が。5 分くらいしかたっていなかったのではなかろうか。ちょうど昼ごろ電話したものだから、てっきり 40 分、下手すれば 1 時間くらいかかるだろうと覚悟していたのだが、よい意味でこの期待は裏切られ、やおら食べ物にありつくことができた。食事も終わり、胃も満たされると当然やってくるのは睡魔である。これに堪え忍んで (またまた大げさな)、役に立たないヘルプの仕事。

午後一度足りない食材を買い出しに行った。スタッフの食材選びに対する審美眼。食材を目の前にしたときの鋭いまなざし、真剣な表情。料理の世界もやはり厳しいのだろうなぁというのが実感として湧いてきた。ありがちなことだとは思うのだが、自分の専門以外については、とかく門外漢であることをいいわけに微に入り細を穿つように観察する習性は人間にはないのかもしれない。いや俺だけかもしれないが、新たな発見である。仕事、商売としてやっていくには、何事にもそれなりのパワー、その仕事に対する意気込み、気合いなどが必要になるのかもしれない。精神論的な議論は好きではないが、なんとなく感じてしまったものだから、しかたがない。



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