French Wolf の日記
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2001年06月17日(日) 久しぶりの東京の空気


日曜日。

今日はホルン アンサンブルの練習に参加することにした。朝 10 時半に自宅を出発し、1 時過ぎに吉祥寺の練習会場に到着。

まずは、最寄の駅からお馴染みの鹿島鉄道に乗り込み一駅、石岡まで。ここで、特急が来るまで 20 分弱待つ。その間、駅の KIOSK に阿刀田高 (昔、阿刀田にはかなりはまった時期があった。かれこれ 10 年以上も前の話になるが) の新刊が出ているのを目ざとく見つけ、購入。長旅に備えて、お茶も買う。11 時 11 分発の特急がやってくると、乗り込んで座席を確保した。いざ読書をしようと思い、本を広げてみるが、集中できない。車窓の景色に取り付かれていたのだろう。結局、何も読まないまま上野に到着してしまった。後はお決まりのコースで、山手線、中央線を乗り継いで吉祥寺まで。休日は、中央快速もかなり便利である。(もっとも止まらない駅に用があるときは、話は別だが…。)

吉祥寺から、今回デビューの会場まで徒歩で行くのも容易ではなかった。地図を事前に FAX してもらっていたから、道に迷う心配は皆無に近かったが、本当にこれで目的にたどり着けるのだろうか、という一抹の不安が 10 メートル歩くごとに襲い掛かってきた。(若干大げさかぁ。)

いざ練習開始。久しぶりのメンバーに出会えたのがなによりである。ホルンはあいにく壊れてしまったが…。しばらく吹いていなかったため、3 番のロータリーが動かなくなってしまったのである。そこで、ホルンを 2 台持ってきていた、K 田さんの楽器を借りて練習に勤しんだ。確かに K 田さんの愛情をたくさんの唾液が注ぎ込まれた楽器は音程がよい。ただ人の楽器ということもあって、慣れるのに一苦労した。

壊れた楽器は、茨城に持ち帰ってもどこで修理してもらえるか見当すらつかないということで、K 田さんにお願いして修理してもらうことにした。

練習後は、まず Jonath●n でお茶。その後、吉祥寺で飲み会。9 時ごろお開きにしたのだが、途中総武線で人身事故があったらしく、中野駅で足止めをくらい、家にたどり着いたのは 11 時半過ぎ。

疲労困憊である。ただ、よい気分転換になったことは間違いないだろう。明日の朝はいつもよりゆっくり寝て、心地よい疲れとともに一週間の火蓋を切って落とそう。


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