Love Letters
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2008年07月26日(土) あなたの仲間と


 あなたが毎年参加しているグループの宴会に

 今年は私も連れて行ってくれました。

 友達に改めて私を紹介することを躊躇っていたあなた。

 カジュアルな宴会のその席で

 取り立てて私を紹介することはなかったけれど、

 きっとあなたの私に対する特別な態度で、

 誰の目からも私達はステディな仲であることが

 明らかだったでしょう。



 あなた以外全ての人が初対面というその席で

 私は素のままで自然に振舞えるほど、

 美味しいお料理とお酒を愛するという共通項で集まった

 異業種の人達の会はとても楽しいものでした。

 そんな雰囲気の中で、




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 私達の仲をあまりおおっぴらにしたくないと言っていたのは
 
 どこの誰でしたっけ?(笑)



 大きな鍋を囲んでのお酒とお喋り。

 向かい側のあなたが私にそっと目配せして、

 私の器にいっぱいよそってくれるのでした。



 翌日、あなたに聞いてみました。


 「どうして、昨夜私のことばかり見てたの?^^」


 「俺の会社の奴が仲間内の宴会に彼女を呼んだんだけど、

  彼女がその場の雰囲気に馴染めなくて

  後で喧嘩になってフラレたから…。

  それで小夜子の様子がずっと気になってたんだ。」


 「ふ〜ん、それは意外。^^」


 「そうか?^^」


 「うん、あなたは私に振られるなんてこと、

  これっぽっちも心配なんてしていないと思ったわ。」


 「そりゃ、心配するよ。」


 「何だか嬉しい。^^」




 二人きりのデートもいいけれど、

 友達と話すあなたを見るのも新鮮で楽しいものです。

 
 「今度、もう一つのグループの宴会にも行ってみたいなぁ。」


 「いいよ。^^」


 今回の私の振る舞いが合格だったのかな。

 あなたが時々出かける常連だけのお店の宴会にも

 連れて行ってくれると言いました。

 その会に参加できるのは常連メンバーの妻か

 本当にステディな彼女だけです。


  
 「私達はいつか一緒になるの?」


 「だって、そうなるしかないと思うんだよね。」


 あなたらしい言い方。

 でも、そんな言い方が今の私には嬉しいの。

 私達がいずれ一緒になることは、

 きっと出会った時から決まっていたのでしょう。



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小夜子

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