Love Letters
DiaryINDEX|past|will
抗うような声と
甘ったるいおねだりの声が
唇から零れる
小さな波が幾つも訪れて、
その歓喜の波をとらえようとする度に
あともう少しというところで
波は引いていく
あなたの舌が
執拗に
私の濡れた窪みを
愛撫する
つま先まで硬直し、
身体中が
熱く
震え出す
もっと
もっと
愛して
狂ってる
壊れそうなほどに
意識が
飛んでいく
深い
深い
うねりに
飲み込まれていく
「指と舌どっちがいい?」
少し意地悪くあなたが聞いた
私はこんなにあなたに夢中なのに、
もっと限りないほどに
夢中にさせたいのね
0574 W.S.R
人気サイトランキング
小夜子
|