Love Letters
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2005年02月25日(金)


 抗うような声と

 甘ったるいおねだりの声が

 唇から零れる



 小さな波が幾つも訪れて、

 その歓喜の波をとらえようとする度に

 あともう少しというところで

 波は引いていく



 あなたの舌が

 執拗に

 私の濡れた窪みを

 愛撫する



 つま先まで硬直し、

 身体中が

 熱く

 震え出す



 もっと

 もっと

 愛して

 

 狂ってる

 壊れそうなほどに



 意識が

 飛んでいく



 深い

 深い

 うねりに

 飲み込まれていく




 「指と舌どっちがいい?」


 少し意地悪くあなたが聞いた




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 私はこんなにあなたに夢中なのに、

 もっと限りないほどに

 夢中にさせたいのね



0574 W.S.R

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小夜子

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