Love Letters
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2004年05月10日(月) 愛された痕跡


 あなたの匂いがする

 セーターを

 少し名残り惜しい気持ちで脱ぎました。



 あなたと何度も抱き合った

 私の身体には




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 バスルームで

 首筋、胸、ウエストと

 シャボンをつけて洗っていく…



 流されていく泡を見つめていると、

 あなたの匂いが消えてしまうことと

 あなたに会えない生活に戻ることの寂しさが

 静かに押し寄せてくるのです。



 胸の先端がひりひりと痛むと

 甘く切ない気持ちになる。

 抱き締め合い、

 感じ合っていた

 二人の時間がいとおしいから…




 「ねぇ。

  まだ胸の先端がひりひりするの。」



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 あなたの愛撫を受けて

 あんなに感じていた私の胸。

 微かに熱を帯びたこの痛みは

 快楽を貪り過ぎた罰かもしれません。



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小夜子

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