Love Letters
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あなたの匂いがする
セーターを
少し名残り惜しい気持ちで脱ぎました。
あなたと何度も抱き合った
私の身体には
バスルームで
首筋、胸、ウエストと
シャボンをつけて洗っていく…
流されていく泡を見つめていると、
あなたの匂いが消えてしまうことと
あなたに会えない生活に戻ることの寂しさが
静かに押し寄せてくるのです。
胸の先端がひりひりと痛むと
甘く切ない気持ちになる。
抱き締め合い、
感じ合っていた
二人の時間がいとおしいから…
「ねぇ。
まだ胸の先端がひりひりするの。」
あなたの愛撫を受けて
あんなに感じていた私の胸。
微かに熱を帯びたこの痛みは
快楽を貪り過ぎた罰かもしれません。
小夜子
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