Love Letters
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あなたが
生きて来た道は
決して平坦ではなくて、
私が
あなたに出会った時、
人よりも苦しみの伴う人生を
乗り越えて来た
あなたの強靭な精神力に
感動すら覚えました。
あなたの別れの言葉すら引き出した
ここ1ヶ月の
あなたとのすれ違いは、
決して人に甘えないという
あなたの生きる姿勢と
深く関わり合っていました。
あなたは、
高校3年の時に
大きな病気をしています。
けれど、
あなたは持ち前の強さと明るさで
第一志望の大学に合格しました。
そして、
大学3年の時に、再発。
入院中の病院から大学へ通い、
卒業の為の単位を取得したと言います。
人一倍の努力と精神力で
好きな会社に就職し、
好きな仕事に打ち込んでいるあなた。
時折あなたの心を襲う
再発の不安を
周囲の人に感じさせないほど、
あなたはいつも
快活に振舞っていました。
「最近、体調が良くないんだ。」
年末から
あなたからそんな話を聞いていました。
1月の初め、
あなたに会った時、
心配する私に
「大丈夫。多分風邪だと思う。^^」
と笑って言いました。
私はあなたが無理をしていることにも気づかず、
あなたの優しさに甘えていました。
先週、
あなたに会った時、
あなたは病院の帰りでした。
診察の結果、
再発の兆しがあること、
あなた自身
その自覚症状があることを
初めて聞きました。
そして、
しばらくの間は
薬を飲んで、病状を見ながら、
今まで通り
多忙な仕事のスケジュールをこなしていかなければと
話していました。
「無理しないで欲しい。」
私が言いました。
「そう言われても、
仕事が舞い込んで来るんだから仕方ないよ。
どうやら鈍感な人には
普通以上に元気な奴だと思われるらしい。(笑)」
「具合の悪い時は、
私にはちゃんと言ってね。」
「それが、具合が悪ければ悪いほど言えないんだ。(笑)」
「私がこんな性格だから、
言いにくいんだよね。」
「いや、そういうことじゃないんだ。
ずっとこういう性格だから。
「お母さんにも話さないの?」
「話さないね。
大切な人には余計に心配かけたくないと思うから。
小夜子も同じだよ。」
「そう…なの。
だけど、
これからは私には話して欲しい。
好きな人のことを心配するのは、
負担なんかじゃないんだよ。
約束してね。」
「わかった。
なら、そうするよ。^^」
不覚にも
あなたの前で
涙を零しました。
「何か、悪いこと言っちゃったかな。」
あなたは
少し驚いた顔をしていました。
今週初め、
あなたが電話で明るく言いました。
「薬を飲み始めてから、
だいぶ調子が良くなったよ。
元気になったら、
小夜子と一緒に行きたい場所が
色々有るんだ。^^」
私はあなたという人間が大好きです。
私は
あなたのような人を愛していることを、
また、愛されていることを
誇りに思います。
小夜子
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