Love Letters
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『他人を責める時にも、必ず相手に逃げ道を残すこと。』
あなたの亡くなったお父様の手帳に
残されていた言葉だそうです。
「自戒の念を込めて書いていたみたいなんだ。」
「あなたは相手に逃げ道を残す人?」
「残すようにしているね。
新たな道を示唆するとか。」
「あなたは私よりずっと大人だね。」
「但し、嫌いな相手は徹底的に攻撃するけど。(笑)」
「女性と別れる時に言い合いになるって言ってたよね。」
「でも、攻撃する意図じゃないんだけどね。」
「どんな意図なの?(笑)」
「相手が繕おうとして言った言葉の矛盾をつくとか。
嫌な奴かも。^^;」
「そんな風になるあなたって私には想像出来ないな。
私にはそうならない気がする。
初めから醒めてるのかもね。」
「相手を嫌いにならない限り、出ないと思う。
隠しモード?(笑)」
「そういう風になった時には、
あなたも相手の女性が好きではないの?」
「子供みたいな言い方。(笑)」
「そう?(笑)」
「うん。大人なんだけど子供みたい。(笑)」
あなたは、
かつての恋人に
どんな怒りの表情を見せたのでしょう。
私が一度も見たことのない表情。
そんなに激しい怒りにつき動かされたのは、
彼女を深く愛していたから?
二人はどんな風に罵り合ったのでしょう。
それは
二人が抱き合った後?
それとも
抱き合う前の諍い?
少しだけ胸が熱くなったのは、
私の知らない
あなたの過去に対する
嫉妬からでしょうか。
小夜子
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