Love Letters
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「嫌…」
あなたに愛撫されている時に
無意識に言っているそうです。
「自覚なかったの?(笑)」
「全然。(笑)
だって、あなたに嫌なことなんてされたことないもの。(笑)」
「実際、途中で止めるべきかと思う時もある。(笑)」
「ごめん。(苦笑)」
「嫌よ嫌よも好きのうち…と思うようにしているけど。(笑)」
「きゃはは。そうだね。
私の場合はそうです。(笑)
だけど、他の人には適用しないでね。^^」
「嫌…」
何故、無意識に
そう呟いてしまうのでしょう。
「そうなの?(笑)」
「うん。私のささやかな抵抗。(笑)
あなたに触れられると
あっという間にオンになってしまう
自分の身体が悔しいから。(笑)」
「あっという間か。
確かに小夜子は敏感だね。いいことだ。(笑)」
嫌
嫌
嫌
嫌
いい
いいの
もっと
もっと
欲しいの
私達の秘密は、
吐息混じりの「嫌」で
始まります。
小夜子
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