ta@NO DOUBT

はじめに
目次
メイルはこちら

初めての方は、投票者登録(無料)が必要です
マイ日記才人に登録
My Enpitu に追加
はてなアンテナに追加
/ /
以上のサイトにて、更新報告をしています


2003年07月12日(土)
■泥仕合にならぬよう■

 本日、ゆったり。

 日々、数多くの日記サイトを拝見しているが、たまに、議論、もしくは論争めいた記事を見かけることもある。しかし、これらの多くは議論とは呼べず、罵り合いになってしまいがちである。やはり、文字だけでは、伝えきれないことがあり、意図しないことが伝わってしまうのだなあ、と感じる。

 で、ある記事に対して批判をする際、どうしたらよいのかと考えてみる。思うのは、主に2つ。1) 言葉遣いに気をつけ、2) 簡潔に、明快に書く、というコト。

 1)「言葉遣いに気をつける」は、まあ当然でしょうな。そうでないと、すぐに泥仕合になってしまうワケで。典型的な例としては、2ちゃんねる用語がある。これを使っている文面を見受けることがあるが、最初から悪い解釈を含んでいそうな語を使っていては、議論も何もあったもんではない。相手に何かを訴えるなら、「国語辞典に載っている言葉以外は使わない」というぐらいの心持ちが要るのではなかろうか。

 2)「簡潔に、明確に書く」というのも、難しいけど、試みなくてはいけないコトですな。相手を打ち負かそうという気満々(この時点で、議論は成立しないと思うが)で書く文章は、長くて、妙な言い回し(皮肉とか)で、どこに要点があるか分からない。「何が問題で、その問題に、どういう見解を持っているのか、なぜそう思うのか」をなるべく端的に書かないと、論は先に進まない。それと、どんなに深読みしても、一通りにしか読めない文章、つまり、誤解の生まれない文章を書こうとしなければいけない(これも難しいんだよなあ)。でないと、相手に上手く伝わらないこと必至である。

 というコトで、特定の人へ何かを伝えるならば、きちんと言葉を選び、誤解のないように分かりやすく書こうと心掛けることから始めないといけませんな。突き詰めれば、「謙虚であれ」というコトでしょうか。


  最新