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2003年02月28日(金)
■新 iBook を待て/高校で始まる「情報」の授業■

 本日もバイト。もう2月も終わりですか。早いですなぁ。

 昼休みの時に、昨日買いそびれた Mac People を買う。新 iMacやら、新 AirMac の特集記事やらが載っていた。今年の Apple は、気合が入りまくりで、PowerBook・AirMac Extreme → PowerMac → iMac と新製品を発表してきている。だから、そろそろ iBook の新型が出ると思うんだが、なかなか出てこない(無線機能のせいか?)。そんなワケで、購入をジッと我慢する今日この頃。

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 MYCOM PC WEB にて、「高校で始まる「情報」の授業 - 情報教育の遅れは取り戻せるか」というレポート((1)(2)がある)が掲載されていた。それを読んでみて、思うことをチラホラと。

 タイトルにもあるが、始めるのが本当に遅い。学生たちは、既に、意のままに携帯を操り、新たなコミュニケーションの形態を確立し、ハイテク機器を介しての外部へのアクセスを、盛んに行っている。それなのに、今頃「IT は日常に欠かせませんよねぇ」などと始めている場合ではなかろうに。

 それから、実習がメインになるそうであるが、おそらくは、「先生が最初に実演し、その後、学生に同じことをやらせ、最終的に何か作らせる」形式になるんだろう。で、指導方法は、それで構わないとは思うが、気をつけるべきは、何かを作らせる時に、「なぜ、それを発信しようとするのか」という理由を考えさせることである。

 最終的に何かさせるのなら、自主性を重んじるべきで、「こうしなさい」という指示は、よろしくない。なにぶんに、生徒が「つまんねー」と思ったら、おしまいだからだ。だから、好きなものを作らせる。それと同時に、「○○という理由で、この情報が、このクラス/地域/人類にとって有益であると思い、このファイル/プレゼンテーション/グラフ/文章を作成しました」というきっかけを言ってもらう。情報を不特定多数に発する責任などを感じさせる必要があるからだ。そこから、何かしらを学び(情報の取り扱い方とか)・感じ(人に伝え、分かってもらう喜びとか)取ってもらえれば、成功だと言えるのではないだろうか。

 それにしても、「IT だ!」「情報教育だ!」と言いながら、結局、「教科書で勉強するんかいな」とツッコミたくなってしまう。教科書を html 化なり、 PDF にするなりして、Web で公開すれば、それで済むんじゃないのか。そうすりゃ「教科書忘れましたー」なんて生徒はゼロになるのに。そういうところでも、IT を活用しないと。まあ、本末転倒というか、なんと言うか…。

 明日は、IT と教科教育について、悩んでみよう。


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