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■紙の辞書と電子辞書/辞書も汚そう■
本日、辞書についてあれこれと考える。
ニュースサイトを巡っていると、ある記事を発見。シャープから、新手の電子辞書が発売されるとのこと。9.9mm という驚異の薄さ。また、辞書を14冊も搭載していながら、3万円台前半で売り出されるらしいので、お買い得な一品かもしれない。
「英語が分からんから、辞書使うのに、英単語を調べて、その説明がまた英語じゃ意味無いがな」という発想の元に、英英辞典が、これまで積極的に搭載されてこなかったのかどうかは定かでないが、今までの電子辞書は、英英の入っていないものがほとんどだった。最近では、少々値が上がっても、英英の入っている製品を、各メーカーが出してくれるようになった。持ち運びが格段に楽になり、有り難い限りです。
さて、電子辞書は、いわずもがな便利であるけれども、受験生なんかであれば、是非とも「紙の辞書」を使って欲しいと思ふ。どう使うかといえば、「調べた単語をマルで囲む」というもの。これは、紙の辞書でなければ、不可能であることは明白。調べる度に、何度もマルで囲んでいく。これでもかってぐらいに、囲みまくる。
時が経つと、初めて見た気がする単語が、実は何度も調べていたという事実に直面することがある。すると、「まだ覚えられていなかった」ってな反省もできるし、「そういや、教科書の Lesson7 で見かけたなぁ」ってな回想もできる。それを繰り返せば、単語量は自ずと増えていくんじゃないかと思ってる。とは言え、実践しているのは、筆者ともう一人(独学なのに、英語が出来過ぎ)なんだが、単語帳丸暗記にウンザリの学習者には、試してもらいたいなと思う。
そういえば、我が師匠が、この度、三省堂から辞書(紹介サイトはこちら)を出した。コーパス炸裂は結構だが、その意味を分かってくれる人は少ないんだろうなぁ。将来、改訂版なんかも出るだろうし、その頃には、筆者も参加できればと夢見る今日この頃。
注:ウェブログ学会が気になる。
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