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2002年10月24日(木)
■指名が避けられない男■

 本日、「間接発話行為における日英の違い」についてプレゼン。


 1.「間接発話行為とは」、2.Brown & Levinson(1987)のポライトネス理論、3.日英の違いに対する2つの見解、4.ウチとソトの概念、5.「ちょっと寒いんだけど」という発話を考える、という順番で説明。時間にして、およそ30分ぐらいだったと思われる。まとめとして、英語では、無理強いするような positive politeness が多用され、日本語では、無理強いをしない negative politeness が多用されるとしておいた。


 発表自体は、すんなりと進んだのだが、どうも聴衆の反応がイマイチ。筆者は、前期から学んでいた内容で、さほど苦は感じなかったが、他の学生にしてみれば、お初の内容であるワケで、ポライトネス理論をサラリと言われただけでは、すんなり OK といかないのも分かる。


 この頃の授業は、語用論が中心だが、理解できないせいか、2回生以上を対象とした授業であるにも関わらず、2回生は全員離脱してしまった。ほとんどが4回生で、軽いゼミ状態になってしまっている。3回生の人は、かろうじて付いてきているという感じ。もう少し、柔らかい日本語で説明しないとマズイかなぁ、と思う今回のプレゼンであった。


 さて、そんなプレゼンを終えたところで、先生から「じゃ、今度は、命令表現/依頼表現における日英の違いをプレゼンしてください」とご指名が。それこそ、間接発話行為によって、先生からの依頼を断れないもんだろうか、とチラっと思ったりもしたが、表向きは快諾。で、トドメの言葉が、





「来週の君の持ち時間は、1時間です」とは…。






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