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2001年03月05日(月)
■「全然+肯定表現」をふと考える■

 朝っぱらから吹雪。もう3月やというのに、なんやこの寒さは…。

 今日の夕食時、「この肉、固い?」と聞かれ、自分は「全然やわらかいで。」と答えた。ここで、ふと思った。なぜ、この表現が自然と口から出たのか…。

 本来、「全然…」ときたら「〜ない」と否定表現がくるのが普通。でも、最近では「全然〜である」と肯定表現がくることはさほど珍しいことじゃない。ちょっと前なんか、カップ麺のCMでウッチャンナンチャンのナンチャンが「全然イイ」って言うてたし。

 「全然」きたら否定が表現が来るんだよと、教えられてない人、または、教えられてるけどサッパリ忘れてる人なんかにとっては、きっと「全然」がただの強調の副詞になってたりするんだろうね。英語で言うところの、veryだのprettyだのってトコでしょうか。

 自分は、一応「全然+否定表現」という用法を覚えてるので、やはり後ろに肯定表現がくると、少なからず違和感があったりもする。でも、自分の頭の中では、「全然(固いなんてコトは"なく"て、)やわらかいで。」と思考(?)しているつもり。やっぱり頭の中に否定表現がこれっぽちもなければ、「間違った日本語」としてこういう表現を口にするってコトはないと思うんだよね。

 日本語を研究なさっている方からすると、こういう表現はどう見えてるんだろうか…。

 


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