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■人生ってそんなもん?■
夜中に、NHKスペシャルの再放送らしきものがやってて、瀬戸内寂聴って尼さんの特集だった。別に、仏教徒ってワケじゃないが、作家としても名高い人(と言っても、本は読んだことがない)なので、ちょっと見てた。
法話っていう、まあフリートークみたいなイベント(失礼かな?)をしてる様子がたくさん放送されてた。そこが特集のメインであったわけだが。その中で、印象に残ったものを、いくつか挙げてみよう。あんまり、はっきり覚えてないので、正確ではない。
・人は、生まれたときから、老いていき、そして死ななければならない。それが苦しみの始まりでもある。
・煩悩は自分の心の中の無明という闇から生まれ、そこに光を与えなくてはいけない。「知恵」という光を。
・人は結局一人である。愛し合っている人と一緒にいる時も、死ぬ時も、結局一人である。
・過去にくよくよするな。未来にくよくよするな。今を”切”に生きよ。
・”時間”は忘却のクスリ
オレの感想。 1つ目 → そりゃそうだ。 2つ目 → ほー、カッコエエこと言うなぁ! 3つ目 → ん〜、やっぱりそうだよねぇ…。 4つ目 → そうだ!そうだ! 5つ目 → これは、私も身に染みて感じております。
自分が最もシビれたのは、4つ目。結構聞いてるはずの言葉なんだが、今日はなぜだかとっても新鮮に聞こえた。最近は、何かと迷いが多かった気がしないでもない。遠い過去・近い過去での自分の行いに対する激しい後悔。将来への不安。気にはしないようにしてきたつもりだが、実際のところは、周りからの情報で意識せざるを得ないことが多い。
別のところで、「他人は、自分のことを、自分が思うほどは気にしてない」ってのを聞いたことがある。そういや、自分が授業でとんでもない失態をさらしても、そのことをえらく気にしてる人ってのは、まずいないもんな。今のうちだけだよなぁ。たくさん失敗して、恥かいて、笑われても、やり直しがきくのは。
もう少しガムシャラになってもエエんやな。そうでないと、”切”に生きてることにはならんもんね。
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