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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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タオル
2004年12月31日(金)

私はすごいことを発見した。
ベッドと壁の隙間に、タオルを詰めたら、隙間からくつ下や本が、下に落ちることがなくなるのではないだろうか?

大掃除をいろいろとすると、思いもかけないものが、思いもかけないところから出てくる。

例えばベッドの下から、柴田元幸さんのサイン入り(宛名入り)のレベッカ・ブラウンの本が出てきたり。

粗雑に扱っているみたいで申し訳ないけれども、でももらったときは随分人に自慢した記憶がある。

でも、私は『翻訳夜話』という本を面白い、と思ったのだけれども、だけれど、どうもアメリカの小説の良さはいまいちわかることができていない気がする。
ポール・オースターとか、レイモンド・カーヴァーとか、他の人が「すごく面白い」と言ってるほどの魅力がどうも読み取れないのだ。
サリンジャーは好きだけれども、ライ麦畑の面白さはよくわからない。むしろ『フラニーとゾーイ』とかのグラース・サーガの方が好きだ。
ジョン・アーヴィングはちょっと面白かったけども。

それを思うと、私はたぶん、フランスの小説の方が好きになりやすい気がする。
エルヴェ・ギベールとかジャン・フィリップ・トゥーサンとかの方がわかりやすい。あと、マルグリット・デュラスとか。フランソワーズ サガンとか、ミラン・クンデラとか(フランス人じゃないかも)。
それから、サン・テグデュベリと、レイモン・ラディゲなんか、本当に大好きだし。

なんでかな? と考えると、私はなよっちいから、タフだったり、クールだったりする文体に共感しないのかも、と思ったりする(あ、サン・テグデュベリはタフだ)。

とにかく、フランスの方が「わかる!」って感じがする。映画もフランスのが好きだし(トリュフォーとか)。

かと言って「フランスが好き!行きたい!」などと思う訳ではない。

そういえば金子光晴が「憧れの地へは絶対行くな」と言っていた。

やっぱりフランスには一生行かないだろうな。



(ここで、アメリカの人で好きな人を思い出した。テネシー・ウィリアムズは好きだ)





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